サンゴの石垣とフクギ並木

その昔、沖縄ではサンゴを使った石垣が一般的でしたが、サンゴはハブが住み着きやすいという理由もあり、現在は多くがコンクリートになっています。
しかし、ここ伊是名島はハブがいないので、今でも集落には手積みの美しい石垣が並んでいます。家の周りだけでなく、畑の周囲も石垣で囲われており、防風・防火対策として植えられたフクギと相まって、昔の沖縄にタイムスリップしたような気分を味わえます。

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二見ヶ浦海岸

島の南側にある城山（ぐすくやま）から海ギタラまでの一帯が二見ヶ浦海岸です。展望台からは島全体を見渡すことができ、目の前には伊是名城があった城山や、陸（あぎ）ギタラ・海ギタラといった巨石、そして屋那覇島が広がります。時間帯によって色を変える青のグラデーションは息をのむほど美しく、何度見ても飽きることがありません。伊是名島の絶景の一つです。

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ウンナー

稲作が行われている伊是名島には、豊作を祈願する「ウンナー」という豊年祭行事があります。毎年旧暦の6月に4つの集落それぞれで行われ、中でも盛り上がるのが大綱引きです。
集落の中で東西もしくは南北に分かれて戦いますが、基本的に誰でも参加OK。ウンナーでは、他にもスナイ（板の上での組み合い）や沖縄相撲大会など、さまざまな行事が夜を徹して行われ、観光客も島民も一緒に豊作を祈願します。

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