沖縄本島中部エリアは、それぞれに独自のカラーを持った個性豊かなまちが集まっています。

まずは「やちむんの里」として知られる読谷村。やちむん（焼物）は沖縄の言葉で陶器のことを言い、村内にはたくさんのやちむん工房があります。素朴な風合いで温かみがある作品の中から、お気に入りの逸品を探してみてはいかがでしょうか。読谷村は西海岸に面しているため、残波岬から眺める夕陽も絶景です。

また北谷町は、海岸沿いにビーチやショッピング＆グルメエリア、ダイビングスポットなどが点在し、海外リゾートのような異国ムードが感じられるまち。その北にある嘉手納町は、極東最大の米空軍基地・嘉手納基地を有しており、こちらも異国情緒が漂う独特の景観が味わえます。

そして、県内で那覇市に次いで人口の多い沖縄市は、沖縄とアメリカのカルチャーが混じり合った「チャンプルー文化」のまち。市内にはライブハウスも多く、オキナワンロックや民謡など多彩な音楽が楽しめます。

一方、このエリアで癒やしを求めるなら、うるま市の海中道路を渡って行ける浜比嘉島や伊計島へ。離島ならではの素朴な風景に心が安らぎます。また、うるま市は闘牛がさかんな地域でもあります。牛同士が角を突き合わせてぶつかり合う姿は迫力満点です！
そのほかにも、世界遺産「中城城跡」を擁する中城村と北中城村や、シティーリゾートとして人気の宜野湾市、文教のまち・西原町、歴史遺産と文化施設が集まる浦添市など、中部エリアには多様なまちが広がります。街歩きやドライブを楽しみながら、沖縄ならではの多彩な文化に触れ合えるエリアです。