「山の日全国大会おきなわ2023」の記念式典・記念行事に参加してきました♪

掲載日:
2023.09.05

はいたい♪マハエです!
8月10日~8月11日に開催された「第7回『山の日』全国大会おきなわ2023」に参加してきましたので、その様子をご紹介します♪

毎年8月11日は山の日です。山の日とは「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨の国民の祝日で、2014年に制定され、2016年に施行されました。制定の趣旨を国民の皆様に広く知ってもらうことを目的に、毎年持ち回りで全国大会が開催されています。第7回目となる本大会は、世界自然遺産地域に登録された沖縄島北部の「やんばる」および竹富町の「西表島」にて開催されました。

記念式典

大会のテーマは「山を知り、山に感謝し、山を楽しむ~自然豊かな南の島、沖縄から未来へ~」。山の地形・歴史やそこに存在する動植物等、山についての知識を深め、また山の自然から受ける恵みに感謝し、山と触れ合い楽しむことにより、人生を豊かにして明るい未来を築いていくという思いが込められているそうです。

トップバッターは「ホワイトハンドコーラスNIPPON沖縄」のみなさんによる歓迎合唱です♪

障がいの有無を問わず、小学生から高校生が参加したコーラスグループであり東京・京都に続く3つめの拠点として2022年9月に沖縄チームが結成されたそうです。声で歌を表現する声隊と、手話で歌を表現するサイン隊で構成されており「てぃんさぐぬ花」と「つきぬかいしゃ」の合唱を披露してくれました^^

歌にのせて誕生月が呼ばれ、自分の誕生月に手を挙げるコンテンツもあり会場のみんなの一体感が生まれました。マハエも手を挙げて楽しみましたよ~♪

オープニングアトラクションは「あけもどろ(夜明け)のさばくい」です♪

「おざいもく(やんばるの森から切り出した木)」を縄で結んで10人がかりで運ぶ様子やステージ上で踊る様子から当時の沖縄の様子が感じられ、タイムスリップしたような気分になりました♪三線による生演奏もかっこよかったです^^

続いては「山鐘」です。山鐘とは、古くから登山者にとって山小屋のありかを知らせるものであり、山の日全国大会では山や山にかかわる人々の思いをめぐらせ、山への感謝の気持ちを持ちたいとの願いが込められているそうです!開幕時に8回、閉幕時に11回鐘を鳴らしていました。

「東村立有銘小学校」「国頭村立安田小学校」「竹富町 西表ヤマネコクラブ」「大宜味村立大宜味中学校」の皆さんが、1鳴らしずつ想いを込めながら鐘を鳴らしていましたよ♪

開会宣言は、一般財団法人全国山の日協議会 副会長の「務台 俊介」さんにより行われました!

国歌斉唱は「パラフレーズ日和」さんが担当しており、透き通る声が会場内に響き渡っていました!

続いては「第7回山の日全国大会実行委員会会長 玉木デニー沖縄県知事」による主催者挨拶です!

歓迎挨拶では「大宜味村、国頭村、東村、竹富町 西表島」の4つの町村の魅力を各村長及び町長が紹介していました!地域の小学生も一緒に登壇しており、小学生に名前を呼ばれて村長たちが元気よく手を挙げるというユーモアあふれる紹介で会場は笑いに包まれていましたよ♪

山の日の制定・施行を記念した歌「山はふるさと」を山の日キッズ合唱団の皆さんが披露してくれました♪

いよいよ、総合演出家として有名な平田太一さんが手がけるメインアトラクション!

タイトルは、おきなわ芸能絵巻「ぐすーじさびら!~山の祝祭り~」(お祝いをしましょうという意味)です。多様な生物が生息している亜熱帯沖縄の大自然と地域芸能を組み合わせた躍動感あふれる舞台で大会式典を彩りました♪
ーー概要ーー
沖縄の神々や精霊、生き物たちが集まり年に一度執り行われる幻の宴「山のまつり」はいつからか人間が参加できないことになっており、迷い込んだら二度と山から出られないと言われていました。しかしそんなある日、人間の少年たーけーが迷い込んでしまい、そこからストーリーが展開していきます。

出演するミュージシャン、パフォーマーは何かしらの鳥や昆虫、植物の精霊として登場!セマルハコガメ、がじゅまる、琉球松やアカショウビン、リュウキュウハグロトンボ、芭蕉の精霊、月桃やプルメリアなど亜熱帯の山に生息する多種多様な生き物が様々な音楽を奏で、踊りを披露してくれました♪

琉装を着た演者による琉舞はとても綺麗で強く印象に残っています(*^^*)

獅子舞は2体でてきて圧巻!獅子舞に頭をかまれると疫病を払うという言い伝えがあるそうです☆彡

月桃とプルメリアの精霊をモチーフにしたフラはとても華麗で、まるで本物の精霊のようでしたよ!

シニアの皆様によるヒップホップは皆さん元気いっぱいパワフルで見てるこちらも元気をもらえました!(*^^*)最年長の方はもうすぐ90歳とのことでした!「食べて遊んで歌って」が元気の秘訣だそうですよ♪

アカショウビンとリュウキュウハグロトンボ、芭蕉の精霊をイメージした弾き語りや演奏は、落ち着くメロディーで心にスーっと響いて癒されました。

エアリアルフープは「糸」の歌に合わせて紐にぶら下がったフープで踊っていました。狭いフープの中で二人の力を合わせて華麗に舞う姿はとても綺麗で目が奪われました♪

最初は自分に自信のなかった「たーけー」が山の生き物たちに勇気をもらい成長し、最後には沖縄に伝わる棒術の演武を披露してくれましたよ♪そんなたーけーの姿を見て感動しました(><)

フィナーレは出演者の皆さんによる「ダイナミック琉球」の山の日オリジナルバージョンです♪出演者全員で披露するダンスにとても圧倒され会場内が熱気にあふれました。ダイナミック琉球本来の踊りの他にもフラダンスやエイサーなどが加わることでそれぞれの良さが際立ち、改めて多様性の魅力を感じることができました!!

続いて、山や森への思いを次の年へとバトンタッチするという目的でリレーセレモニーが行われ、玉城沖縄県知事から次年度の開催地である東京都の中村東京都副知事へ「山の日帽」が引き継がれました♪

閉会の言葉は橋本大会実行委員会副会長によって行われました。

式典の最後には、1鳴らしずつ思いの込められた山鐘(11点鐘)が行われました☆彡

記念行事

記念行事はHYによるアコースティックライブや辺土名高校サイエンス部をはじめとした開催4町村の学生たちによる”やんばるの森”についての取り組みの発表、ゲストによるトークセッション、「おきなわ百低山フォトグランプリ」受賞作品の発表を行っていました(*^^*)

オープニングはHYによるライブの様子です♪会場全体が盛り上がっていましたよ~!

続いてはゲストによるトークセッションの様子です♪
世界自然遺産大使で俳優の比嘉愛未さん、HYさん、山の日アンバサダーの四角友里さん、シンガーソングライターの池田卓さん、アーティストのpokke104さん、琉球藍染織家の真栄城興和さんが登壇していました。

辺土名高校サイエンス部をはじめとした開催4町村の学生の皆さんが、やんばるの山や自然に関する取組の発表を行っていました。やんばるの山々を守るために様々な活動をすることはとても大切なことだと感じ、皆が大切に守っている山だということを意識していきたいと思いました!

池田卓さんが「おばあちゃんの歌」を披露してくれました♪会場内には感動で涙している人もいましたよ。

「山の日全国大会おきなわ2023」を通して、沖縄の山や自然の魅力に改めて気づかされると同時に、みんなでこの大切な資源を守っていきたいと感じました。今回、イベントが開催された沖縄島北部(やんばる)及び竹富町の西表島は世界自然遺産地域にも登録されています。この豊かな自然環境に配慮しながら、山や自然の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

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花笠マハエ