【沖縄でしか買えない】スーパーで買える沖縄限定スイーツ

掲載日:
2025.02.11
本記事では、沖縄県民なら目にしたことある、スーパーで買える、沖縄の伝統菓子についてご紹介!
沖縄でしか買えないスイーツや、期間限定スイーツを紹介しているので、次の沖縄旅行で見かけた際は、ぜひ味わってみてください♪

―目次――――――――――――

【01】沖縄の伝統菓子について

各都道府県、さまざまな伝統菓子がありますが、沖縄の伝統菓子をいくつご存じですか?
ちんすこう、サーターアンダギーはよく耳にしたことあるかと思いますが、実は沖縄では、日本と中国の影響を受けて生み出された、伝統的な琉球菓子が数多く存在しており、なんとその数100種類以上存在するといわれています。

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【02】スーパーで買える伝統スイーツ

①ムーチー(鬼餅)

[時期]旧暦12月8日(ムーチー)

ムーチー(餅、鬼餅)は、月桃の葉でお餅を包み、蒸しあげた伝統菓子。
家庭によって味はさまざまですが、お餅本来の味が楽しめる白色のムーチーや、黒糖香る茶色のムーチー、芋好きにはたまらない、紅芋が含まれた紫色のムーチーなどがあり、どれもさわやかな月桃の香りが口いっぱいに広がります。

※1月下旬~2月上旬は、沖縄では最も寒い時期といわれており、この時期の寒さを沖縄方言で「ムーチービーサ」と表現されます。

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②ナントゥ餅

[時期]旧暦1月1日ごろ(旧正月)

旧暦のお正月にお祝いとして食べられるため、「年頭」をの沖縄方言から「ナントゥ」と呼ばれているそう。
味噌が使われているため、お味はほんのりあまじょっぱい。ショウガやヒハツ(ピパーチとも呼ばれる島胡椒)が使われていることから、すこしピリッと辛みがあるのが特徴で、ぷるぷるもっちりとした食感です。
最近では、通年販売されていますが、お正月や旧正月の時期は特に多く販売されているので、見かけた方はぜひ購入してみてくださいね♪

③くんぺん(こんぺん)

[時期]通年

沖縄では琉球王朝時代から伝わる定番お菓子であり、シーミーなど行事用のお供え物としてもお馴染みです。

※シーミー・・・沖縄で行われる先祖供養の行事のこと。
 シーミーでは、お墓の掃除、お墓に供物を捧げ家族の健康を祈願し、県外のお墓参りとは違い、 お墓でお供え物を食べるのが特徴。

④タンナファクルー

[時期]旧暦2月頃(屋敷の御願)

沖縄では家(屋敷)は神聖な場所であり、各所に神がいると考えられており、 旧暦の2月と8月の吉日には、屋敷に住んでいる神々にお供え物をし、家族の繁栄や家内安全を御願(ウガン)しますが、その際に、お供え物としてよく選ばれているお菓子の1つです。

明治時代、琉球王家には、くんぺんがありましたが、庶民にとっては高級菓子であったため、タンナファクルーは、庶民にとって、くんぺんに代わるお菓子として作られたと言われており、今でも、沖縄の伝統菓子の1つとして愛されています。

⑤ふちゃぎ

[時期]旧暦の8月15日(十五夜)

十五夜といえば、県外では丸められた月見団子をいただくかと思いますが、沖縄の十五夜(ジューグヤ)では、小判型や俵型にしたお餅にたっぷりの小豆がついた「ふちゃぎ」をいただきます。
和菓子だと潰された小豆を見かけることが多いですが、ふちゃぎはつぶれていない小豆が特徴であり、子孫繁栄を表しているといわれています。
旧暦の十五夜に販売が増え始めますが、最近では通年で見かけるようになりました。

⑥ふわふわ沖縄風クレープ「ちんびん」

[時期]通年

まるでふわふわなホットケーキを巻いたような、沖縄の伝統スイーツ「ちんびん」。
昔は、「ユッカヌヒー(四日の日(よっかのひ))」と呼ばれる旧暦5月4日の伝統行事に合わせて、食べられており、新暦の「子どもの日」同様、基本「男の子をお祝いする日」とされていました。
また、ユッカヌヒーは子どもの健康・成長祈願をするだけでなく、海神様へ海の安全や豊漁を祈願するための海神祭(ハーリー/ハーレー)も行われております。

「ポーポー」と「ちんびん」の違いについて

「ちんびん」
 黒糖で味付けされた、ホットケーキのような甘いふっくら生地をくるくる巻いたお菓子
「ポーポー」
 豚肉などが入った沖縄の油味噌を、甘味のない生地に塗って巻いたクレープのようなお菓子

※読谷村楚辺地域のポーポーは、「楚辺ポーポー」と言われており、「ちんびん」のようにふっくらとした生地に黒糖の風味があるものとなっている。

 沖縄の伝統菓子が購入できる場所

沖縄の伝統菓子は、沖縄県内にあるスーパーや道の駅などで購入が出来ます。
スーパーなどでは、通常のお菓子コーナーではなく、パンや焼き菓子・和菓子などがあるコーナーで陳列されていることが多いので、よーくチェックしてみてくださいね♪

マルキヨ製菓

「マルキヨ製菓」では、真心こもった 職人さんの手作りお菓子が、通信販売やマルキヨ製菓工場で直接購入出来ます♪
※毎日、製造されるお菓子は異なりますので、工場でお買い求めの際は、事前にお問い合わせされることをオススメいたします。

住所
〒901-2131 沖縄県浦添市牧港5-11-3
TEL
098-878-8583

「有限会社 マルキヨ製菓」公式HP

【番外編】ぜひこれも食べてみて!

①松風(マチカジ)

良縁、子孫繫栄を願う縁起のいいお菓子

[時期]結納や生年祝いなどの祝儀にて

鮮やかなピンク色の帯状の生地が、結びきりの形にされているのが特徴。
人の縁を結ぶと言われている、縁起のいいお菓子で、生地についているゴマは子孫繁栄を意味しており、結納などのお祝いの席では欠かせません。
ほんのり甘く、煎餅やクッキーのようなパリパリとした食感とゴマの風味がマッチしています。
基本、お祝いの席でしか見かけないお菓子なので、旅行中に見かけた際は、ぜひ食べてみてくださいね。沖縄旅行で素敵な縁が結ばれるかもしれません♪

②冬瓜漬け(とうがんづけ)

スーっとお口の中で消えていく蜜のジューシーさ

[時期]通年

琉球王朝時代より受け継がれる「冬瓜漬」は、300年ほど前に中国から伝えられたといわれており、冊封使が来島した際の献立で冬瓜漬が供されていたそうです。
明治以降、一般の人も口にできるようになりましたが、手間ひまがとてもかかるお菓子であるため、現在では、那覇市松尾にある「琉球伝統銘菓 謝花きっぱん店」でのみ製造・販売されているそうです。

琉球伝統銘菓 謝花きっぱん店

時代を捉え進化し続ける琉球伝統銘菓

住所
那覇市 松尾1-5-14
TEL
098-867-3687

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2025.02.11

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