レンタカーなしで沖縄旅行を満喫|交通手段や快適旅行のコツ
- 掲載日:
- 2023.01.27
沖縄旅行はレンタカーなしだときつい?
沖縄旅行を計画していたけれど、「レンタカー予約できなかった...」と落ち込んで、沖縄旅行を諦めようとしているあなた。「沖縄旅行は車なしだときつい」と思われがちですが、実は、車がなくても人気の観光スポットにアクセスできる交通手段が充実しています。
沖縄本島内をほとんど網羅している路線バスをはじめ、那覇空港に直結している沖縄唯一の鉄道であるモノレール、観光スポットを効率よく巡れる定期観光バスなど、いろいろな交通手段があり、それらを上手く組み合わせることで、十分に沖縄観光を満喫することができます。
また、レンタカー以外の交通手段を利用する一番の旅のメリットは、自分たちで運転する必要がないことでしょう。慣れない土地での運転や渋滞でのイライラからも開放される、レンタカーなしの沖縄旅。この記事では、レンタカー以外で沖縄旅行を楽しむ交通手段や、レンタカーなしの旅行のコツをご紹介していきます。
INDEX
レンタカーを借りずに沖縄旅行を楽しむ方法
01 沖縄唯一の鉄道「ゆいレール(モノレール)」
02 那覇空港から観光スポットを巡るなら「シャトルバス」
03 リゾートホテルへ直行するなら「空港リムジンバス」
04 主要観光スポットを効率よく巡るなら「定期観光バス」
レンタカーなしでもいろいろな観光地を巡りたい。限られた時間内で効率よく観光を楽しみたい。そんな時におすすめなのが、沖縄の人気観光スポットを巡る定期観光バスです。シュノーケリングやダイビングなどアクティビティ付きのバスツアーに参加すれば、車がなくても沖縄ならではのアクティビティを余すことなく満喫できます。
1日・半日・午後発など時間帯のバリエーションも豊富なので、例えば、1日フリーの日を丸1日観光バスプランに充てたり、最終日で搭乗時刻が夕方頃となる場合に、午前中をバス観光に充て、那覇バスターミナルなど空港へのアクセスが良い場所で下車するといった利用方法も可能です(コース、プランにより異なります)。沖縄での滞在中に定期観光バスをプラスすることで、ぐっと効率よく沖縄観光を楽しめますよ。
05 沖縄の観光地をのんびり巡るなら「路線バス」
南は糸満から、北は国頭まで。沖縄本島をぐるっと巡る路線バスの旅は、レンタカーやタクシー、観光バスでは味わえないローカルな旅を満喫できることが醍醐味です。
また、バスツアーなどとは違って、決められた場所や滞在時間に縛られずに、自分で好きにプランを組み立てることができるのも路線バスの魅力の一つ。
路線バスをお得に利用する方法として、沖縄本島内の対象のバス路線が乗り放題になる「フリーパス」を、バス会社各社が販売しています。那覇バスの市内区間が1日乗り放題になる「市内線1日乗車券」や、市内線1日乗車券とゆいレールを共通使用できる「ぐるっと那覇 バスモノパス」、石垣島の全路線バスが5日間乗り放題になる「みちくさフリーパス」などがあります。
06 おきなわ旅のお供に「タクシー」
ひとことでタクシーと言っても、一般の通常タクシーや、貸切ができるシャトルタクシー(事前予約制)、ハイヤー、運転手が観光ガイドをしてくれる観光タクシーなど種類はさまざま。
沖縄のタクシーの特徴として、一般タクシーで初乗り料金560円(普通車)と他県に比べて比較的安いことがあげられます。また、タクシーは街中で簡単につかまえることができ、近距離でも気軽に利用してOK。ゆいレールの駅前や、大型ショッピングセンターにはタクシー乗り場があり、複数台の利用もスムーズです。ドライバーさんによっては、観光ガイドブックにはなかなか出てこないローカルな情報を教えてもらえるかもしれません。
事前に予約したい場合や、タクシーがつかまらない時にはタクシーアプリが役立ちます。沖縄では「DiDi」や「Japan Taxi」、地元のタクシー会社である沖東交通、協同無線などの公式配車アプリなどが対応しているので、事前に予約しておきたい時や目安料金を知りたい時に活用してみてください。
07 レンタサイクル
08 高速船
レンタカーなしで楽しめる沖縄観光スポット
瀬長島
【交通手段】
シャトルバス(「ハーレーエクスプレス/ウミカジライナー」または「カリー観光 瀬長島ライナー」で「瀬長島ホテル ウミカジテラス」バス停を下車し徒歩すぐ)
識名園
【交通手段】
路線バス(「識名園前」バス停を下車、徒歩約1分)
おきなわワールド(文化王国・玉泉洞)
【交通手段】
路線バス(「玉泉洞前」バス停を下車、徒歩約2分)
残波岬
【交通手段】
空港リムジンバス(Bエリア:読谷・恩納コースで「沖縄残波岬ロイヤルホテル」を下車、徒歩約5分)
東南植物楽園
【交通手段】
路線バス(「農民センター研修前」バス停下車、タクシーで約3分※徒歩約20分)
【レンタカーなし】沖縄観光モデルコース:日帰り
コミュニティバスで巡る「うるま4島めぐり」
海中道路からつながる4つの島、平安座島、浜比嘉島、宮城島、伊計島を巡回するコミュニティバスを利用して、離島らしい開放感あふれる風景や、のんびりした時間を満喫するコースです。
バス・タクシーで巡る「海人のまちグルメ」
古くから海人(うみんちゅ)の町として知られる糸満。新鮮な海の幸、陸の幸が揃う市場や地元の人気食堂、海ぶどう農場での摘み取り体験など、ちょっと変わった沖縄グルメをあれこれ楽しめるコースです。
Nバス1日乗車券で巡る南城市「癒しの聖地」
南城市内を周遊する「N(エヌ)バス」の1日乗車券を利用して、世界遺産の斎場御嶽や、神の島・久高島を望める知念岬公園、琉球創世の神・アマミキヨの伝説が残る百名ビーチや天ぷらが美味しい奥武島など、癒し聖地・南城市を巡るコース。
【レンタカーなし】沖縄観光モデルコース:1泊2日
行きたい観光スポットがいくつかあるエリアを拠点に効率的に観光することが、レンタカーなしの沖縄旅を楽しむポイントです。ここでは、バスやタクシーを活用して、「沖縄のチャンプルー文化」をテーマに沖縄中部を観光する1泊2日のコースを紹介します。
1日目
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1 .美浜アメリカンビレッジ
アメリカンビレッジは、多くのアミューズメントスポットや個性的なショップが集まる人気のエリア。海岸線沿いに映画館や大型ショッピングモール、インポートマーケットやレストラン、カフェなどが並び、サンセットビーチやアラハビーチにも近いので、マリンレジャーとショッピングを一度に楽むことができます。
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2 .アラハビーチ
大型の船型遊具(インディアンオーク号)が人気の安良波公園と併設された、アメリカンなムードのロングビーチ。遊具や海で思い切り遊べます。遊歩道を散策して心地よい海風を感じるのもおすすめ。サンセットが美しいビーチなので、
2日目
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1.やちむんの里
「やちむん」とは沖縄の言葉で焼き物のこと。やちむんの里は、それぞれ独立した19の工房が営業している陶芸の里です。ぽってりした器に大らかな絵付けがされたやちむんも、手にとれば窯元それぞれ異なる個性が見えてきます。お気に入りを探してブラブラするだけでも楽しいですよ。
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2.座喜味城跡
西海岸を見渡せる標高127mの丘の上に築かれたグスク跡。2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されています。城壁は琉球石灰岩による相方積みを基調とし、アーチ門とその両脇は整然とした布積みとなっています。城壁の上から見渡せる絶景は一見の価値アリです。
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3.体験王国 むら咲きむら
華やかな琉球王朝時代の街並を1万5,000坪の敷地に再現した体験型テーマパークです。園内には赤瓦屋根や琉球石灰岩の石畳などがあり、琉球王国時代の栄華を感じさせてくれます。再現された建物の中はそれぞれ体験工房になっており、琉球吹きガラス、陶芸、紅型(びんがた)などの伝統工芸や、シーサー色付け、藍染体験、空き缶を利用したカンカラ三線づくりなど、さまざまな創作体験が楽しめます。
ゆいレールで「県庁前駅」から約13分で「那覇空港駅」へ
レンタカーなしで沖縄旅行を楽しむコツ
最後に、知っておくと役に立つ、レンタカーなしで沖縄旅行を楽しむコツを紹介します。次のポイントを押さえておくことで、より一層「レンタカーなしの沖縄旅」を満喫できますよ。
大きな荷物は預ける
旅行にはキャリーバッグなどの大きな荷物がつきもの。特に旅行初日と最終日は、お土産など荷物が多く歩きにくいですよね。車なしで観光する場合は、様々な交通手段を組み合わせて移動することになるので、できるだけ身軽に移動できるように「手ぶら観光」がおすすめです。ホテルのチェックイン前やチェックアウト後に、コインロッカーや荷物預かりサービスを利用しましょう。
拠点を決めて観光する
沖縄には、たくさんの観光スポットがあるため、複数の観光スポットから近い場所に宿泊すればレンタカーがなくても十分楽しめます。また、レンタカー以外の交通手段を利用するとどうしても移動に時間を取られがちなので、希望の観光地がいくつかあるエリアを拠点に効率的に観光するのが良いでしょう。例えば、交通の利便性を重視するのであれば、沖縄の陸の玄関口である那覇バスターミナルがあり、ゆいレールでのアクセスも便利な那覇市のホテルをベースにすると動きやすいです。回りたい観光スポットを欲張りすぎずに、エリアやテーマを絞った上で、旅行のプランを立てるのがレンタカーなしで沖縄旅行を楽しむポイントです。
複数の交通手段を組み合わせて利用する
観光スポットによっては一つの交通手段だけではアクセスできない場所があったり、一つの交通手段だけを利用すると、逆に時間やお金がかかってしまう場合もあります。そうした時は、必要に応じて交通手段を選択・組み合わせるのがおすすめです。
例えば、渋滞しやすい那覇市内では基本はゆいレールを利用して、ゆいレールの最寄り駅からタクシーやバスで移動したり、近場ならばレンタサイクルを利用するなど。
沖縄のタクシーの初乗り料金は560円と比較的安いので、複数名で移動する場合には、タクシーを利用する方がお得な場合もあります。状況に応じて複数の交通手段を賢く組み合わせて利用するのが、レンタカーなしの沖縄旅の楽しみ方です。
レンタカーだけじゃないおきなわ旅の楽しみ方をマスターして、新しい沖縄の魅力を発見しませんか?
この記事では、レンタカーがなくても沖縄旅行を楽しむコツをお伝えしました。旅先での運転が不安な方や、運転免許を持っていない方でも、沖縄旅行は十分楽しめることができます。車を使って楽しむ沖縄の旅も良いですが、レンタカーなしだからこそ味わえる沖縄らしさもあります。ぜひ、レンタカーだけじゃない沖縄旅の楽しみ方をマスターして、新しい沖縄の魅力を発見してみてくださいね。