石垣島へ行ってきました【3】伝統工芸・みんさー織りについてお勉強♪

掲載日:
2016.08.26

はいたい♪マハエです!
石垣島の伝統工芸「みんさー織り」についてもっとくわしく知りたいと思い、石垣島旅行の際に
「みんさー工芸館」さんに訪れ、お勉強させてもらいました!

石垣島の旅ブログpart2はこちら
<石垣島へ行ってきました【2】美しい石垣焼とスぺシャルなランチを堪能♪> 

シーサーくんが「おーりとーり」とお迎えしてくれます♪

「おーりとーり」は、石垣島の方言で「いらっしゃいませ」を表します!
沖縄本島では「めんそーれ」に当たる言葉ですね。

敷地に入ってまず目に飛び込んでくるのが、色染めされた糸が並ぶ「染め屋」です!

草木染めと科学染めの技術を併用し、手染めや機械染めをして、色とりどりの糸を生み出すそうです!

タイミングが合えば、手染め作業を見学できるそうですよ。

本館の1Fには、オリジナル商品が揃うお店と工場があります。

素敵なアイテムがたくさん☆

石垣島の美しい海のようなブルーのシリーズも!
あれもこれも欲しくなっちゃいます(≧▽≦)

こちらは工場です。
織りに入る前の工程を見学することができます。

こちらは「絣くくり」と呼ばれる作業です。
みんさー織の“五つと四つ”の模様を生み出す基礎となるため、丹念に手作業でおこなわれています。
丁寧ながら素早い指の動きに見とれました。。

2Fの資料展示室にやって来ました!
こちらでは、みんさー織の歴史を学んだり、著名な作品などを見ることができるんですよ。

こちらは、現在の八重山みんさーの原型となった、「ミンサーフ」です。
もとは竹富島に伝えられてきた、五つと四つの絣柄を織り込んだ帯だったそうです。

この“五つと四つ”の絣柄には、「いつ(五つ)の世(四つ)までも末永く」という思いを込め、
女性が愛する男性に贈ったといういわれがあります。
帯の端の繊細な織り込みは、ムカデの足をイメージしたものだそうで、
「足しげくあなたのもとに通う」という意味が込められていたそうです!

ステキ~(*´▽`*)

他にも、沖縄本島のみんさー(花織)や与那国島のみんさーも展示されていました。

それぞれの特徴が見比べられて、とっても興味深かったです。

初期のみんさーのデザインが見られるコーナーを発見☆
カラフルなアイテムを見ながら歴史を知ることができて、楽しい☆
時代の移り変わりとともにさまざまなデザインが誕生してきているんですね。

糸の色を生み出す染料について教えてくれるコーナーも♪

ヒルギやフクギ、藍などのさまざまな植物を工夫をこらして加工し、多種多様な色が作られます!

自然から生まれた色と知って、なんだかうれしくなりました♪

歌手・夏川りみさんの紅白歌合戦の衣装も展示されていました!
初出場の時、みんさーのデザインの青いドレスに身を包んだりみさんが登場したのを見て、
その美しさとみんさー織でドレスが作られるんだと感動したのを覚えています☆彡
マハエもいつかみんさー織のドレスが着てみたいと夢がふくらみました(∩*´∀`*∩)

資料室を後にして、別館の体験教室ものぞかせていただきました♪

自分で機織りし、コースターやテーブルセンター、タペストリーなどを作ることができます!

マハエは、特別に先生に織っているところを見学をさせていただきました。

カタン、カタンと音を立てながらリズムよく織られていきます。
バラバラだった糸が絣柄を織り交ぜつつ一枚の布に変化していきます!

体験プランでは、お気に入りの色を選んでアイテムを作ることができます♪
先生がやさしく指導してくれるので、初めての方も安心してご参加いただけますよ。
この日は、参加者の方が数名いらっしゃり、先生とゆんたく(おしゃべり)しながら作られていました。
楽しそうだったな~♪

みんさー織についてたくさんのことを知ることができました!
ありがとうございました。

次回はマハエも機織り体験に挑戦したいと思います!

 

~関連リンク~
みんさー工芸館 公式サイト
沖縄離島専門の観光情報サイト「リトハク」

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花笠マハエ