■誰でも、気軽に、ビーチクリーンできる「プロジェクトマナティ」
沖縄の大きな魅力の一つである、美しい海。
真っ白な砂浜と青く澄んだ海が広がる光景は、ひと目見ると虜になってしまうほど。
しかし、その足元に目を向けてみると、ビーチの利用者が捨ててしまったゴミや漂着ゴミがそのままにされてしまっていることも。
ゴミ拾いをしたくても、それが旅行中だと、ホテルに持って帰るわけにもいきません。
タイミング良くビーチクリーンイベントが開催されているとも限りませんよね。
実は、イベントに参加しなくても、ドライブついでや海で遊んだ帰りに気軽にビーチクリーンを”たのしめる”新しい地球の遊び方があるのです。
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■思い立ったときに、ビーチクリーンができる
「プロジェクトマナティ」は、誰でも、ワンコインで、ゴミ拾いをアクティビティとして楽しめるビーチクリーンプロジェクト。
協力店舗で500円の参加費を支払うと、ゴミを入れるための”マナティバッグ”と軍手をレンタルすることができます。 バッグいっぱいにゴミを拾ったら、最初の店舗にそのまま持っていき、協力店舗が各地のルールや自治体の取り決めに沿って処分する、という仕組み。マナティバッグ1つにつき500円なので、家族で1つ、グループで1つをレンタルしてもOK!
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準備なし、片付けなしで手軽なクリーンアップ。
綺麗な海で遊んだあと、海をさらに綺麗にして帰る。少しやさしい気持ちになれて、自分と海をもっと好きになれるアクティビティです。
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海だけでなく、街でゴミを拾う「街マナティ」も楽しみ方のひとつ。街のゴミが、雨や風で海まで流されてしまうので、街を綺麗にすることも海を守ることに繋がります。ゴミを拾いながら小さな路地を探検するのも、新しい発見があっておもしろいかも。
協力店舗によって受付可能なタイミングや電話受付が必要な場合がありますので、プロジェクトマナティ公式HPをご確認ください。
プロジェクトマナティ 公式HPはこちら
■地域の人や場所との出会いも、
プロジェクトマナティの魅力。
実は、このプロジェクトマナティを立ち上げたのは「サンゴに優しい日焼け止め」の開発者でもある、株式会社マナティ 代表の金城由希乃さん。
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サンゴに優しい日焼け止めのPRで西表島へ訪れたとき、目の前に漂着ゴミがあるのに処置方法が分からず、それを拾えなかったことで感じた悲しさ、そのとき島の人と話せていれば、ゴミの処理方法や海のことを聞くことができていたかもしれなという後悔が、”漂着ゴミで人を繋げる”プロジェクトマナティのはじまりでした。
その気持ちは、プロジェクトマナティの仕組みづくりにしっかりと反映されています。マナティバッグを受け取ったり、拾ったゴミを届けるためには、カフェや売店、観光・宿泊施設などを営む地域の事業者を訪れる必要があるため、そこにはいつもの旅行では体験できない出会いがあります。
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「観光地でもなく産業もない場所であっても『あのパートナー(協力店舗)さんは面白い人だよ』とプロジェクトを通した出会いや何かが名物になれば、色々な場所へ人が訪れるようになり、新しい出会いや気付きに繋がるかもしれません。 そういった『人の魅力』が発信できるプロジェクトになればと思います。」と、金城さんは語ります。
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マナティパートナー『シママース本舗青い海』
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マナティパートナー『ベントスダイバーズ』
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マナティパートナー『東村 福地川海浜公園』
プロジェクトマナティのパートナー&ホストの地図を見る
登録されている協力店舗の中には、塩工場や共同売店など沖縄ならではのローカルなスポットも多いので、さらにディープな沖縄の魅力に気づくことができるはず。 拾ったゴミを届けるときに「この辺りで、おすすめのスポットはありますか?」と、聞いてみると地域への思いにも触れることができるかもしれません。
今では沖縄本島全域から離島まで、80もの事業者がプロジェクトマナティの協力店舗として登録されていますので、観光を楽しみながら、近くのホストを訪ねてみてくださいね!
-プロジェクト マナティ-
- 住所/〒900-0014
沖縄県那覇市松尾1-21-61-202 - 公式WEBサイト/https://www.manatii.org/