かつてアジア諸国への貿易が盛んだった那覇。この地で生まれ、育まれてきた伝統工芸品「琉球びんがた」「首里織」「壷屋焼」「琉球漆器」「琉球ガラス」の匠の技が一同に会する施設。酒どころ巡り旅の始まりにおすすめなのは、琉球ガラスの制作体験。再生ガラスにこだわった本物の琉球ガラスをつくる老舗「奥原硝子製作所」の工房で、ガラス吹きを体験できます。所要時間は約10分、完成した「世界にひとつだけのマイグラス」は、後日ご自宅に届きます。

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かつて琉球王府の管理下にあり、首里三箇（さんか）と呼ばれる城下町でのみ醸造が許可されていたという泡盛。三箇のひとつである首里崎⼭町にある瑞泉酒造は明治20年創業の老舗で、泡盛の製造工程の見学（DVD鑑賞）や古酒の飲み比べができます。ギャラリーショップには、ここでしか手に入らない古酒や復刻デザインの泡盛などのレアな商品も。泡盛の香りに包まれながら、その歴史を感じることができます。

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世界遺産、首里城跡のある首里公園内には、水やお酒にちなんだスポットがあります。まず、守礼の門から数えて３つめの門になる「瑞泉門（ずいせんもん）」。「瑞泉」とは「立派な、めでたい泉」という意味で、門の手前にある「龍樋(りゅうひ)」と呼ばれる湧水が王宮で使われる名水であったことから名付けられました。また、城郭の通用口である「久慶門（きゅうけいもん）」近くにある「銭蔵（ぜにくら）」は首里城に持ち込まれた貴重品を保管する蔵を復元した休憩所。貴重な泡盛は金銭と同等に扱われ、銭蔵に保管されていたそうです。

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龍潭池のすぐ近くにある、クラフトビールの醸造所兼パブ。ドイツ人のブルワーが麦芽、ホップ、酵母、水だけを使用して作る本格ジャーマンスタイルの出来立てクラフトビールを、常時6〜8種類ほど味わうことができます。那覇市長賞優秀賞を受賞した瓶入りの「首里レッド」、「首里イエロー」、「首里の風」はお土産にもおすすめ。

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昔ながらの相対売りの商店が小さな路地にひしめきあう、ノスタルジックな雰囲気が人気の栄町市場。夕方は早くから提灯が灯り、呑み屋の店先に机と椅子が並び始める頃から夜の顔に様変わりします。地元の常連客との会話も楽しみながら、気ままにはしご酒を楽しんでみて。

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国際通り近くの社交街、「竜宮通り」にある老舗の居酒屋。沖縄県内にある47酒造所の泡盛をすべて取り揃えていて、少しずつ飲み比べることができます。島らっきょう、スクガラス豆腐、ソーメンチャンプルーなど、お酒が進むおつまみも美味しく、一人用や女性用のハーフサイズもあり。ついついお酒が進みます。

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