日ハム名護キャンプレポート&金村投手独占インタビュー
- 掲載日:
- 2025.02.21
2月1日から本格的にスタートした「沖縄プロ野球キャンプ2025」も、いよいよ終盤を迎えています。
今年も9球団が沖縄でキャンプを行っていますが、本記事では、初代沖縄観光大使(スポーツ部門)の仲本百合香さんが「北海道日本ハムファイターズ」のキャンプ地・名護市を訪ねて、レポートします。金村投手独占インタビューもありますので、ぜひお楽しみに!
仲本 百合香さん
初代沖縄観光大使 スポーツ部門(2024-2026)
幼少期からバレーボールに熱中し、中学時代には沖縄県代表として全国大会に出場。高校では全国高校総体(インターハイ)に出場し、大学では保健体育の教員免許を取得。
初代沖縄観光大使として、沖縄の自然、歴史・文化、食、スポーツ、伝統芸能などの魅力を活かし、地域ブランドや観光情報を国内外に広く発信。
現在は「沖縄一スポーツに熱いタレント」として、様々なスポーツの関係者やアスリートへの取材を精力的に行っている。
北海道日本ハムファイターの2025年春季キャンプは、2月1日から沖縄県で開始されています。一軍は名護市のEnagicスタジアム名護で実施されています。
Enagicスタジアム名護
【住所】名護市宮里2-1
【収容人数】7,300名(内野スタンド5,300名 外野スタンド2,000名)
【駐車場】52台
【交通アクセス】
■車の場合:那覇空港から沖縄自動車道を利用し、「許田IC」で下りて国道58号線を北上します。その後、国道449号線に入り、左手にスタジアムが見えてきます。
■バスの場合: 那覇空港から高速バス111番または117番に乗車し、「名護市役所前」で下車します。バス停から徒歩3分です。
グラウンドでは全員での軽い運動から始まり、各ポジションごとに様々な練習メニューがこなされています。打球音やミットの鳴る音が響き、選手のみなさんの息遣いまで聞こえてきそうな程の物凄い迫力です。
球場の後ろにはこんな素敵な海が広がっています。沖縄でも有数の景勝地「21世紀の森ビーチ」です。周辺には21世紀の森公園があり、練習の合間に散歩などできますよ。
お腹が空いていたので、キャンプ飯を楽しみます。 球場の敷地内には各種屋台やキッチンカーが並び、沖縄ならではのグルメも満喫できます。 今日は、名護市羽地の駅にある「やんばる食いナOLI」さんの、あぐー丼、タコスボール、ミニそぼろ丼をいただきました。
金村 尚真 投手独占インタビュー
最後は、練習後の金村投手にインタビューさせていただきました。金村投手は、豊見城市出身で、2022年のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから2位を受けてプロ入りし、今年、新庄剛志監督から開幕投手に指名され、今後の活躍が期待されているピッチャーです。
2年前(新人の頃)に取材させていただきましたが、当時と今年で違いを感じる点はありますか?
新庄監督から開幕投手に指名されたときの気持ちを教えてください。
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事前に他の投手に伝えられていると思っていたため、名前を呼ばれた瞬間は頭が真っ白になりました。今は少し気持ちも落ち着き、怪我をして迷惑をかけることのないよう、気を引き締めて毎日練習に励んでいます。
昨シーズンを通して戦う中で、決め球に苦しむ場面もあったため、決め球のバリエーションを増やそうと変化球の練習に取り組んでいます。まだ実戦登板は1試合のみですが、ブルペンでの感触は悪くありません。
今年にかける想いを教えてください!
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昨年はクライマックスシリーズで戦うことができましたが、目の前で胴上げされる悔しい思いをしました。今年はリーグ優勝、そして日本一を目指して頑張りたいと思います。
最後に野球をしている沖縄の子供たちに一言おねがいします。
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最近、沖縄県出身の選手が増えてきました。僕も沖縄県出身のプロ野球選手として、先輩方に肩を並べられるよう努力していきます。そして、多くの子どもたちが僕の姿を見て野球を始めるきっかけになれば嬉しいです。そんな存在になれるよう、これからも頑張ります。
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金村投手ありがとうございました!
今年にかける熱い想いをお聞きすることができました。
頑張ってください!
北海道日本ハムファイターズは、ここEnagicスタジアム名護で2月26日まで春季キャンプを行っています。是非、金村投手に会いに名護市までお越しください。
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