公益財団法人対馬丸記念会 対馬丸記念館
こうえきざいだんほうじんつしままるきねんかい つしままるきねんかん
疎開船「対馬丸」の悲劇を語り継ぎ、子どもの視点から戦争を考える記念館
当館は、太平洋戦争中に沖縄の民間人や子どもたちが多数犠牲となった「対馬丸事件」に関することを広く伝えるために開館しました。那覇空港からほど近い「波の上ビーチ」の側に静かにたたずみ、2階建ての建物は対馬丸への乗船をイメージさせる構造になっています。
対馬丸記念館は「子どもと戦争」に焦点をあてた展示を行っているのが特徴。館内では事件の全容を学び、犠牲者の氏名、生存者や遺族の証言、当時の学校教室や船倉ベッドの復元、犠牲者の遺影・遺品を見ることができます。また、対馬丸記念館公式ガイドブックも発行されています。
さらに記念館の建つ那覇市旭ヶ丘公園には、対馬丸犠牲者の慰霊碑「小桜の塔」や、対馬丸以外に沖縄県出身者が乗船して撃沈された船舶の慰霊碑「海鳴りの像」などを巡ることもできます。そして実際に「対馬丸」が出航した那覇港からつながる海も見渡せます。当時の子どもたちが何も知らずに、修学旅行に出かけるような気持ちで母親から離れ、戦場の海へと旅立ってしまったことを想像すると、目の前の美しい海がまたちがって見えることでしょう。
『無念に尊い命を失った学童たち』は未来を引き継いだ私たちに対してどんなメッセージを送っているだろうか。私たちはどう応えるのだろうか。対馬丸記念館は事件の悲劇を語り継ぎ、戦争と平和について語る対話の空間です。
【対馬丸事件】とは
昭和19(1944)年8月22日、沖縄県内各地から集められた学童らを乗せた疎開船「対馬丸」が本土を目指す途中、鹿児島県・悪石島付近で米軍の潜水艦「ボーフィン号」の魚雷攻撃によって沈没した事件。乗船者約1800名の内、学童を含む1484名が犠牲となり、今もなお船とともに海底に眠っている。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2024.11.28
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住所
〒900-0031 沖縄県那覇市若狭1-25-37
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電話番号
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FAX番号
098-863-3683
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ウェブサイト
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問い合わせ
Tel :098-941-3515
Mail:info@tsushimamaru.or.jp -
営業時間
■開館時間
9:00~17:00(入館は16:30)
※見学時間目安は30分 -
休業日
毎週木曜日、年末年始(12月31日〜1月3日)
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利用可能カード
なし
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設備・サービス
■車いす
入館可。1階からエレベーターをご利用下さい。 -
メニュー・料金
■入館料
一般(大学生含む):500円
65歳以上のお客様:450円
中・高校生:300円
小学生:100円
・JAF会員証の提示、ゆいレール1日乗車券の掲示、20名様以上の団体は10%割引対象となっています。
・教育課程に基づく学習活動(修学旅行・平和学習等)として見学する場合、引率の先生方・旅行代理店様は無料です。 -
Wi-Fi有無
なし
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アクセス
■那覇空港から車(一般道)で約15分
■ゆいレール「県庁前駅」下車から徒歩で約18分 -
駐車場備考
■駐車場
周辺のコインパーキングを利用ください。 -
備考
■団体の入館について
事前連絡が必要。人数については要相談。
■語り部の講話
記念館会議室や企画展示室にて、語り部による講話を聞くことができます。60名以上の場合は、ホテル等への出張講話の相談可。
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シニア・ハンディ
車いすの貸し出しがある(要確認)
車いす対応のトイレがある
車イスのまま利用ができる
洋式トイレがある。
地図
施設ルートや、周辺観光情報を確認することができます。