野原岳の霊石(県指定史跡)
のばるおかのれいせき
城の守護神として、安泰を祈願した霊石信仰の遺跡
野原岳の霊石は、現在は野原岳の南側中腹にありますが、元もとは頂上近くの北西側斜面におかれていました。霊石は、琉球石灰岩でつくられており、直径110cm、高さ135cmの円柱形です。
約600年前、野原岳一帯を支配していた大嶽按司が、守護神としてこの霊石をつくり、野原岳の頂上付近にたてたと伝承されています。
宮古古代の霊石信仰の遺跡として、また、当時の石工技術の貴重な資料として沖縄県の史跡文化財に指定されています。このような霊石信仰は、形状は異なるものの、今帰仁城跡(なきじんじょうあと)や勝連城跡(かつれんじょうあと)の城内などでも見ることができます。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2021.11.18
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住所
〒906-0201 沖縄県宮古島市上野字野原鏡原
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ウェブサイト
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アクセス
■宮古空港から車(一般道)で約3分
■平良港から車(一般道)で約35分
地図
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