金城大樋川(市指定史跡)
かなぐすくうふひーじゃー
地域住民と水のかかわりを知る上で大切な史跡
金城大樋川は、金城町(きんじょうちょう)の石畳道の途中にある樋川(ひーじゃー)です。樋川とは、岩盤の奥の水脈から樋(とい)で水を引いた形式をいいます。これに対してカー(井戸)は垂直に掘られた底辺に周囲から水が湧き出る形式になります。
この樋川は、家庭に水道が引かれる以前、村ガー(共同井戸)として使用されていました。生活用水は、毎日ここから水桶で各家庭に水を運んでおり、樋川は水が貴重だった時代の生活を知る遺産ともいえます。
周辺の石積みは相方積みで、カーヌナー(井戸前広場)の石敷の表面がすり減り、角が丸くなっているのは、樋川を利用した人が踏み歩いたために摩擦で少しづつ減っていった跡になります。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2024.12.05
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住所
〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町
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ウェブサイト
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アクセス
■那覇空港から車(一般道)で約30分
■泊港から車(一般道)で約15分
■沖縄自動車道 : 那覇ICから車(一般道)で約25分
■路線バス : 首里城公園入口バス停から徒歩で約10分
停車バス : 1番首里識名線(那)開南廻り/1番首里識名線(那)牧志廻り/14番泊線(那)首里向け/14番泊線(那)三重城向け/17番石嶺開南線(那)首里向け/17番石嶺開南線(那)三重城向け/46番糸満西原線(那)糸満向け
地図
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