秋の沖縄自転車旅|レンタカーなしで楽しむ北部の絶景&穴場

更新日:
2024.10.09

この時期の沖縄は、ようやく秋の香りをまとい始める季節。台風シーズンはすっかり落ち着き、安定した天候が続くのでポタリング・自転車旅のベストシーズンとも言えます。

今回は、沖縄北部エリアでのポタリングにおすすめのスポットや自転車の借り方、自転車に乗るときの基本ルールについてまとめてみました。ぜひ過ごしやすく快適な気候の沖縄で、スポーツの秋を満喫してみてはいかがでしょう。

ポタリングとは

「ポタリング」とは、自転車で頑張らない程度にのんびり散歩すること。車やバスなどの交通機関では立ち寄りにくい観光スポットでも、細かく回りながら気の向くまま楽しめる自転車さんぽです。

歩くには距離があって疲れそうという場所でも、自転車でのアクセスならあっという間ですよ~!

INDEX

目的にピッタリの自転車を借りよう

沖縄本島北部エリア(本部町、今帰仁村、名護市、大宜味村、国頭村)では、ホテルや観光施設まで自転車を配送してくれるサービスや道の駅で借りられるレンタルスポットなどが充実しています。現地までバスやタクシーで移動してから、自転車を借りてポタリングを楽しむこともできますよ。

また、2025年1月12日(日)・13日(月)には沖縄本島北部地域を走るサイクリング大会が開催されます。このイベントはタイムを競うレースではなく、みんなで楽しく走るサイクリングイベントで、2024年11月30日まで申し込み受付中です。体力に合わせて3コース準備されていて、現地引き渡しの自転車レンタルサービスもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!

指定の場所に配送してくれるレンタサイクル

ノレジオサイクル

レンタサイクルを希望の場所(名護市、本部町、今帰仁村の他に恩納村や国頭村など)へ届けてくれる配送型レンタサイクル。お泊りのホテルや宿、バス停などご希望の場所へ配送が可能です。
無料で荷物も預けられるので、重い荷物を背負わずに宿から宿への移動、乗り捨てもOK!レンタカーを借りない自転車旅を楽しんでみては?

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道の駅を拠点にポタリングを楽しむ

道の駅 おおぎみ・やんばるの森ビジターセンター

地元の特産品がずらりと並ぶ道の駅。人気の『シークヮーサーバーガー』や『おおぎみいちごスムージー』は必食です!コインシャワーやレンタサイクルも利用可。

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道の駅 ゆいゆい国頭

国頭村観光協会が運営するレンタサイクル。
ゆいゆい国頭施設内にて貸出と返却が可能です。オクマビーチまで5分程度、比地大滝まで15分程度で行くことができます。
海沿いをゆっくりと自転車で走ると爽快な気分になること間違いなし!

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イベントに参加する

ちゅらうみ海道サイクリング

やんばるの美らさん~自然・海・山を走ろう~!

このイベントはタイムを競うレースではなく、みんなで楽しく走るサイクリングイベントです。体力に合わせて3コース。2025年1月12日(日)・13日(月)開催!現地受け渡しのレンタサイクルサービスもあります。
①やんばるちゅらしま海道コース(60㎞)
②やんばるの自然コース(100㎞)
①親子自転車教室&瀬長一周コース(11㎞)

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ポタリングにおすすめのスポット

名護市

ブセナ海中公園

色鮮やかな海の風景を間近に観察できる「海中展望塔」では、丸窓のガラスごしにチョウチョウウオやクマノミなどが泳ぐ姿を見ることができます。

名護のひんぷんガジュマル

名護市の商店街入口にたたずむ推定樹齢300年のガジュマルの木(国指定天然記念物)。

津嘉山酒造所(国指定重要文化財)

現存する県内最大級の赤瓦葺き屋根を有する木造建築として、国の重要文化財に指定されています。現在でも酒造所兼住宅として戦前の姿をとどめています。

本部町・今帰仁村

瀬底ビーチ

本島屈指の透明度を誇る天然のビーチは沖縄でもトップクラス!ビーチから眺める伊江島や水納島の情景も美しく、県内有数のサンセットスポットとなっています。

fuu cafe

美ら海水族館のある本部町の小さな島・瀬底島にある隠れ家的カフェ。自然にかこまれながら地元の食材を使った料理や自家焙煎珈琲を楽しめます。

古宇利大橋

今帰仁村の古宇利島と名護市の屋我地島を結ぶ全長1,960mの橋。橋の両側にはエメラルドグリーンの海が広がり、絶景のドライブコースとなっています。

DERIVE IN リカリカワルミ

レストランではやんばるを一望できる絶景レストランがあり、地元の食材を使用した牛そばや、ゴーヤーチャンプルーを楽しめます。またフルーツをその場でカットしテラス席で食べることも出来ます。

大宜味村・東村

ター滝

ター滝へのアクセスは冒険心くすぐるトレッキング!到着したター滝では、滝つぼの中で川遊びもできます。

大宜味村シークヮーサーパーク

「シークヮーサーの里」として有名な大宜味村にある、県内初シークヮーサーのテーマパーク。搾汁工程を眺められる工場見学や、月ごとに収穫したシークヮーサーの飲み比べができるコーナーなど、シークヮーサーの魅力を体感できます。

笑味の店

ニガナ、カンダバー、イーチョーバー、フーチバー、ハンダマ…。おばぁたちが畑で採れる島野菜をつかって作る沖縄の家庭料理が楽しめます。

又吉コーヒー園

「又吉コーヒー園」では、コーヒー豆の手摘み収穫&焙煎体験ができます。焙煎体験では、出来上がった豆をミルで挽いて1杯分のコーヒーをハンドドリップで抽出し、残りの豆はお土産に。

国頭村

オクマビーチ

キメ細やかな天然白砂のビーチが約1kmに渡って続くプライベートビーチ。見渡す限りにエメラルドグリーンの東シナ海が広がり、その水質は環境省による水質調査で、毎年最高レベルの評価がされるほどの透明度を誇ります。

比地大滝

比地大滝は、ヤンバルの森を流れる比地川のほぼ中間にあり、県内で最も大きな滝です。滝壺までの遊歩道をたどれば、片道1.5kmの森の散策を気軽に楽しむことができます。

国頭港食堂

国頭港食堂は漁港のすぐ隣。毎日競りにかけられる魚を仕入れているので、水揚げされたばかりの新鮮な魚を堪能できます。

Yui Café

道の駅 ゆいゆい国頭(くにがみ)にあるスイーツカフェ。沖縄らしい素材を使った焼き菓子や生菓子が並び、地元客がひっきりなしに訪れるる人気店です。

ルールを守って楽しくポタリング

自転車に乗るときの基本ルール「自転車安全利用五則」

1.車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
自転車は、道路交通法上、軽車両と位置付けられています。そのため、歩道と車道の区別がある道路では、車道通行が原則です。

2.交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
自転車は、道路を通行する際は、信号機等に従わなければいけません。
特に、横断歩道を進行して道路を横断する場合や、歩行者用信号機に「歩行者・自転車専用」の標示のある場合は、歩行者用信号機に従わなければなりません。
歩行者用信号機の青色信号の点滅の意味は、黄色信号と同じです。
次の青色信号になるまで待ちましょう。

3.夜間はライトを点灯
無灯火は、他から自転車が見えにくくなるので非常に危険です。
安全のため、夜間はライトを点灯し、反射器材を備えた自転車を運転しましょう。

4.飲酒運転は禁止
お酒を飲んで運転することは、非常に危険です。
自動車の場合と同じく酒気を帯びて自転車を運転してはいけません。
また、酒気を帯びている者に自転車を提供したり、飲酒運転を行うおそれがある者に酒類を提供したりしてはいけません。

5.ヘルメットを着用
自転車を運転する場合は、事故による被害を軽減させるため、乗車用ヘルメットをかぶりましょう。