【2/9肉の日】沖縄県民が通う 老舗ステーキ まとめ

掲載日:
2025.01.29

沖縄の食文化には欠かせない「お肉」。今や県民食となったステーキやブランド肉を使った料理など、ひと口ほおばるごとに笑顔になれるものばかり。
本記事では、2月9日の「肉(29)の日」にちなんで、県民が愛してやまない「老舗ステーキ店」から、これから歴史を刻んでいく人気店まで、沖縄の「ステーキ」について一挙ご紹介!
オールシーズン楽しめるグルメなので、次の沖縄旅行でぜひ堪能してみてはいかがでしょうか。

<もくじ>

【01】沖縄とステーキのつながり

アメリカ兵を相手にオープンしたレストラン

沖縄でのステーキの始まりは、戦後の米軍統治下時代である1950年。
現在の沖縄市にステーキハウスが創業されたことが始まりといわれています。(諸説あり)
沖縄に駐留しているアメリカ兵を相手に開業したお店であったことから、アメリカ人に好まれる、脂身の少ない赤身肉にスープとサラダのセットが提供されておりました。
現在でもそのスタイルが残っており、多くの県民が思い浮かべる ❝ステーキセット❞ として定着しています。

日本本土より安かった輸入牛肉

沖縄のステーキのもう1つの特徴といえば、お手頃な価格でステーキが食べられるということ。
それは、沖縄が米軍の統治下に置かれていたことから、輸入牛の関税が日本本土と比べて安価であったこと、また、沖縄の本土復帰後も、復帰特別措置が適用されていたことにより、沖縄では格安でお肉が食べられるといったイメージが定着されたと言われています。

【02】老舗ステーキ屋さん

サムズ アンカーイン 宜野湾店

<創業55年>
鉄板焼 ステーキ&シーフード レストラン
沖縄でもっとも愛され、もっとも歴史あるサムズレストランの第1号店。帆船の客室をイメージした風格ある店内には、著名人のサインも目立ち、沖縄の真のステーキハウスの姿がここにある。

住所
宜野湾市 真志喜624-1
TEL
098-897-5555

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ステーキハウス四季 浦添店

<創業53年>
地元に愛される老舗(創業1972年)四季園田本店。
沖縄市の大通り(国道330号線)沿いにリニューアルし、さらに落ち着いたくつろぎの空間をご提供。グループ用の個室が充実しており、お客様のニーズに幅広くご対応しております。

住所
浦添市伊祖2-4-5
TEL
098-877-0429

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ジャッキーステーキハウス

<創業72年>
戦後間もない1953年にオープンした沖縄のステーキ文化を象徴する老舗。創業当時から地元民に愛され、国内外問わず観光客にも人気です。柔らかい肉質の「ジョートーステーキ」と呼ばれるテンダーロインステーキは不動の一番人気を誇り、外はしっかり焼かれ中から肉汁があふれます。アメリカンダイナーを感じる内装も魅力的です。

住所
那覇市西1-7-3
TEL
098-868-2408

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ステーキハウス88 辻本店

<創業70年>
20種類に及ぶアメリカンサイズの種類豊富なステーキと県産和牛がいただけるステーキ専門店。1955年に誕生して以来変わらない美味しさとリーズナブルなお値段で県民や観光客から愛されています。種類豊富なステーキに加え、タコライスやAランチなどのサイドメニューも充実していますよ。

住所
那覇市辻2-8-21-1F
TEL
098-862-3553

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【03】2000年以降にオープンしたステーキ屋さん

やっぱりステーキ

いつも食べるものだからこそ美味しく!お客様の笑顔のために、やっぱりステーキは肉本来の美味しさにこだわっています!
①丁寧な下処理で肉本来の美味しさを提供
②分厚くて食べ応えのあるお肉を富士山の溶岩石でふっくらジューシーに
③豊富な調味料で最後まで飽きの来ない美味しさ

公式HPを見る

JUMBO STEAK HAN'S

美味しくて安くて大きい高級肉をリーズナブルにいただくことができるこちらのお店は、県内8店舗を展開するHAN'Sの本店です。1kgステーキや1パウンドステーキといった圧巻のジャンボステーキの他、厳選した県産和牛の石垣牛やロブスターなども堪能できます。

住所:那覇市 久茂地3-27-10
TEL:098-863-8890

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【04】沖縄に来たら食べてほしい!ブランド牛肉&豚肉

沖縄にはたくさんのブランド肉がありますが、なかでも人気なのが、石垣牛や伊江牛、もとぶ牛などの「おきなわ牛」と「アグー豚」「パイナップルポーク」などの「おきなわ豚」です。

おきなわ和牛(石垣牛、やんばる牛、琉牛王、宮古牛、伊江牛、山城牛、もとぶ牛など)

全国銘柄牛の子牛が主に石垣島産であることもあり、沖縄の黒毛和牛はトップクラスの品質を誇ります。温暖な気候の中、ミネラルを豊富に含んだ土壌に一年中青く茂る草を食べ、広い牧場で運動をしながら育つのでストレスが少なく上質な肉に育ちます。日本で最も南の島で生産される、南国生まれ南国育ちの和牛です。

ブランド豚(あぐー豚、やんばる島豚、琉美豚、パイナップルポークなど)

沖縄では「鳴き声以外は全て食べ尽くす」と言われているほど、頭から足、内臓や血も料理に使う習慣があります。琉球王朝時代、首里王府から「牛や馬の肉は食べないように」とお触れが出たため、豚の食文化が定着したと言われています。その頃から親しまれてきた在来種「沖縄アグー豚」をはじめ、県内各地にて銘柄豚が存在し、独自のブレンドによる餌を与えるなど各自工夫を凝らした飼育を行っています。

<番外編>沖縄を代表するお肉料理

ソーキ汁(豚の骨付きあばら肉)

豚の骨付きあばら肉である軟らかく煮込んですまし仕立てにしたお汁が「ソーキ汁」で、「ソーキ骨のお汁」とも呼ばれており、冬場には大根、夏場には冬瓜(とうがん)を入れて作られ、家庭の味として親しまれています。

中身汁(豚の内臓)

豚の内臓を使った「中身汁」は、大腸や小腸、胃といった中身を具にし、すまし汁仕立てでシンプルに仕上げた郷土料理。
ショウガのすりおろしやネギなどの薬味を入れて食べるのが一般的です。

足てぃびち(豚足)

沖縄の言葉で「チマグー」と呼ばれる豚の足を、クーブ(昆布)やデークニ(ダイコン)などと長時間煮込んだ料理。
チマグーの独特の風味が味わい深く、またとろける食感と舌触りが絶妙な一品。軟骨やゼラチン質が多く含まれていることから、老化防止や美容効果を期待する声が多いです。

ヒージャー汁(ヤギの骨付き肉や内臓など)

@山羊料理居酒屋 酒処よっちゃん。

フーチバー(よもぎ)やンジャナ(苦菜)入れ、塩味で仕上げる。
ヒージャー(ヤギ)は、県外ではあまり見かけない食材ですが、沖縄では、❝ヒージャーグスイ(ヤギ薬)❞として珍重されてきた栄養価の高い食べ物として知られています。

▶沖縄のお肉料理をいただくなら・・・

山羊料理居酒屋 酒処よっちゃん。

カジュアルにヤギを楽しめる、山羊料理居酒屋

住所
那覇市久茂地2丁目6−16 リバーサイドテラス 2階-B
TEL
050-1720-2800

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掲載日:
2025.01.29

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