復興する「首里城」の姿をみてきました!

掲載日:
2020.10.23

はいたい♪マハエです!

2019年10月31日の首里城正殿と主要施設の火災から1年が経とうとしています。

 

火災直後は立ち入れないエリアも多く、私たちも <首里城公園 開園区域>で紹介してきましたが、現在は首里城正殿があった「御庭(うなー)」や「東のアザナ」まで公開エリアが拡大していますのでご紹介したいと思います^^今日は、平日の午前中というコトもあり人も少なく、ゆっくりと見学できそうです♪

 

守礼門をくぐり、園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)を抜け、歓会門(かんかいもん)のシーサーがお出迎えしてくれます!

 

龍樋(りゅうひ)の水はいつものように穏やかに流れていました。

瑞泉門(ずいせんもん)、漏刻門(ろうこくもん)を抜けると北殿の建物が見える広いエリアに入ります。このあたりの城壁は曲線も美しくてカッコいいですよね^^

 

前回来たときは焼け落ちた屋根が見えていましたが、今は周りを足場で囲み修復中の姿が見られます。

広福門(こうふくもん)を抜けると、首里城正殿へ入る前の広場、下之御庭(しちゃぬうなー)です。補修作業のため”大龍柱”が御庭から移動していて、建物のなかで作業が行われていました。

 

奉神門(ほうしんもん)から先は有料エリアになり、マハエも火災後、初めて入る場所になります。

門をくぐると御庭(うなー)の広場が広がり、かつての首里城正殿の姿はなく復元にむけての工事がすすめられていました。

工事のため、歩けるエリアは限られていますが、御庭エリアでは、正殿石階段や欄干、龍頭棟飾の鉄鋼や破片など火災後の残存物や復元にむけた取り組みもご覧いただけます。

そして、首里城正殿の跡地である場所は、世界遺産である「正殿遺構」を見ることができます。15世紀の基壇は当時発生したと伝わる火災の痕跡も確認されています。

ガラス越ではありますが、間近で見る遺構は歴史を感じさせる特別なものでした。

 

そして、正殿遺構の奥は御内原(おうちばら)と呼ばれる国王や親族のプライベート空間です。
世誇殿は世子(王位継承者)が即位の礼を受ける建物だったそうですが、現在は休憩できる空間となり在りし日の首里城正殿や歴史についての映像が流れていました。

現在は正殿や南殿、北殿など焼失前の首里城を臨場感あふれる”VR映像”で体験できる「首里城VRゴー」を実施中です!マハエも体験させてもらいました♪

申込の際に参加者全員の検温や体調確認、またイスや機器の消毒など感染症対策もしっかりしていて、安心して参加することができました!^^

リモコンの十字キーで上下や左右に移動することが出来て、首をあげると御庭に立って、首里城正殿を見上げている気分になりました!ひいて見たり、ズームで屋根のうえの装飾をみたり細かいところまでリアルに見れてとても楽しかったです♪装着もスタッフの方が合わせてくれるので安心です^^

 

そして、城の東側に築かれた物見台、「東のアザナ」へ向かいます。御内原ということもあり、シンプルですがとても美しい空間でした。

東のアザナからの展望は首里城一帯を見渡すことができ、当日は天候も良く気持ちの良い風が流れていました^^

首里の城下町一帯も望めます。

この場所に琉球王国が築かれ、その場所に立てることはスゴイことだと実感しました。

 

現在(10/23時点)、首里城公園は奉神門(ほうしんもん)から有料エリアとなり東のアザナまで公開エリアを広げています。首里城正殿があった御庭(うなー)エリアでは世界遺産の正殿遺構や復元にむけた取り組みもご覧いただけます。皆さんもぜひ、復興する首里城の姿をぜひ見に来てください!

 

また、首里城復旧・復興への関心を継続させることを目的に<首里城復興イベント>を開催いたします。詳細については公式ホームページでご確認ください。

 

【関連リンク】

首里城公園

首里城公園の開園区域と再建プロジェクトなどに関して

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花笠マハエ