琉球王朝にタイムスリップ? 沖縄の歴史を疑似体験
首里城や那覇市の国際通りを舞台に、琉球王朝の都「首里」の文化に触れることができる一大イベント。
1404年に中国皇帝の使者である冊封使が那覇から首里城まで行列をして訪れ、琉球国王の即位式「冊封儀式」が初めて執り行われました。
首里城祭では、この一部を再現した「琉球王朝絵巻行列」が行われます。
行列には総勢約700名もの人々が参加。龍装を身にまとったきらびやかな行列に、琉球王朝時代の風景を垣間見ることができます。
冊封使を歓待する「中秋の宴」
琉球王国時代、中国皇帝の使者である「冊封使(さっぽうし)」を歓待するために開かれた「冊封七宴(さっぽうしちえん)」。
そのひとつで8月15日の中秋の名月のもので行われた「中秋の宴」を再現。
月明かりのなかで繰り広げられる古典舞踊や組踊。琉球王朝にタイムスリップしたかのような雰囲気のなかで芸能を堪能できる、芸能好きにはたまらないイベントです。
那覇三大祭りのひとつ「琉球王朝祭り 首里」
那覇ハーリー、那覇大綱挽きと並ぶ、那覇市三大祭りのひとつ。
見どころとなる「古式行列」は琉球王朝時代に、国の安泰と農作物の豊作を祈願するために円覚寺、天王寺、天界寺を参拝した「国王御三ヶ寺参詣行列」を再現したもの。
200人余りの出演者が演じる華々しい行列は一見の価値ありです。