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美しき良きモノに出会うのが、
旅の醍醐味のひとつです。
琉球王朝時代に貿易が盛んだった沖縄は、諸外国の影響を受けながら、焼き物や染め物、織物など、多種多様な伝統工芸を生み出しました。古くから受け継がれてきたその技術を体験できる工房では、沖縄の歴史や文化にも触れることができます。
自分の手で作った作品は、オンリーワンの特別なお土産にもぴったりですよ。
琉球王朝時代に貿易が盛んだった沖縄は、諸外国の影響を受けながら、焼き物や染め物、織物など、多種多様な伝統工芸を生み出しました。古くから受け継がれてきたその技術を体験できる工房では、沖縄の歴史や文化にも触れることができます。
自分の手で作った作品は、オンリーワンの特別なお土産にもぴったりですよ。
優しい風合い、琉球藍と出会う
沖縄本島北部・本部町の山あいにある琉球藍染めの工房「藍風」。
敷地内で育てた「琉球藍」と呼ばれる沖縄の藍を使って、貴重な藍染め体験ができます。
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店主の荒木瑞枝さんは、敷地内にある藍の畑を前に、琉球藍の特徴や歴史を教えてくれます。藍には防虫・防臭効果があり、昔は、藍の葉を毒消しにも活用していたそうです。
藍風では、原料の藍からすべて人と自然に優しい天然素材を使っています。独特の風合いはもちろん、年月と共に変化していくのも魅力です。
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今回は、気軽に藍染体験ができる「お気軽コース」にチャレンジ。真っ白な布に輪ゴムや糸を巻き付けていき、絞った部分が白く残る箇所です。隙間に藍が入らないように、しっかり強く巻くのがコツ。
薄い板を挟んで花の模様を作ったり、布の端から端までをぎゅっと絞って糸を巻き付けたり、出来上がりを想像しながらデザインしていきます。
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いよいよ染め工程です。藍は生き物なので、天気や湿度によって発酵具合が変わります。その日その時の色に染まるため調整が難しくもあり、それが天然ならではの魅力のひとつです。
細かい模様もきれいに染まるように丁寧に揉みます。藍甕から出して空気に触れると、次第に色が変わっていき、これを2~3回繰り返します。
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染め終わったら水で丁寧に洗い、余分な藍を落とします。
布を傷つけないように注意しながら、巻き付けた輪ゴムや糸を一本ずつほどいていきます。きれいな藍色に染まっているけれど、模様がくっきり出ているか、広げてみるまで分かりません。
緊張の瞬間…。
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ついに完成!うまくできるか心配だった花の模様も、きれいに染まっています。薄く藍色に染まってしまった部分は、もう少し強く糸を巻き付けた方が良かったのかもしれませんね。
でも、こんな失敗もご愛敬。予想以上に上手にできて大満足です。沖縄の海の色のような鮮やかな藍染めハンカチは、この旅の素敵な思い出になります。
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藍風
沖縄県本部町伊豆味3417-6/0980-47-5583/カフェ&ギャラリー11:00~17:00(L.O.16:30)、藍染め体験は前日までに要予約/火曜、水曜休み(不定休あり、要確認)/お気軽コース(手ぬぐいorハンカチ)2,500円/所要時間1時間/那覇空港から高速を利用して車で約1時間30分
詳細はこちら琉球王朝時代から伝わる
技法を使った紅型
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芭蕉布、芭蕉紙、紅型を制作する「染織工房バナナネシア」。細やかに手入れをしながら3年以上かけて種から育てた糸芭蕉を使い、すべての工程を丁寧に手作業しています。
紅型体験は、木綿のハンカチを使い、好きな色で染めていきます。日常使いできる現代の紅型で、自分だけの一枚を作ることができます。紅型独特の鮮やかな色合いも魅力的です。
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沖縄の青い風から生まれた
琉球焼の陶芸体験
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沖縄本島の西海岸にある窯元「青風窯」では、ろくろや手びねりでの陶芸体験、シーサー作り、絵付け体験ができます。自分で作った完成品を待つわくわく感はたまりません。作る楽しみ、そして使う楽しみがある伝統工芸体験です。
工房の2階にはカフェ&ギャラリーがあり、緑の向こうの海を眺めながら、手作りピザやタコライス、ケーキを味わうことができます。
琉球焼 青風窯&カフェギャラリー土花土花
沖縄県恩納村前兼久243-1/098-965-1666/11:00~16:00(最終開始時間)/日曜休み/駐車場あり/ろくろ体験3,500円〜、シーサーづくり体験3,500円〜、絵付け体験1,800円〜(すべて税別、要予約)/所要時間40分~1時間/那覇空港から高速を利用して車で約45分
詳細はこちら