■大切な思い出が身近に。
環境にやさしいエコなバッグ
「着ないけれど捨てられない」というワンピースやかりゆしウェア、アロハシャツ、着物、浴衣…クローゼットの中で眠っていませんか?「またいつか着るかもしれないから」「サイズが合わないから着られないけれど、思い入れのある1枚だから」「買った時、高かったから」と取っておいたものの、結局腕を通すことのない洋服。
そんな洋服を“使いたくなるアイテム”にリメイクしてみませんか?
SDGsへの取り組みの一環として、2021年9月から「廃棄するものを減らし、新たな価値あるものへ」と生まれ変わらせる“アップサイクル事業”に挑戦するのは、国際通りのすぐ近くにお店を構える「沖縄の風」です。
お客様から預かった生地をバッグへと生まれ変わらせるのは、自社工房にいる女性の縫製職人。バッグはパンプキンタイプとトートの2種類から選ぶことができ、受注から1ヶ月ほどで完成します。生地は持ち込みでも、郵送でも承ります。あなたもお気に入りの洋服や思い出が詰まった着物、浴衣を新たな形に変えて、再び愛用してみませんか?
■丈夫で長持ち!
ビジネスにも日常使いにも
ぴったりの琉球帆布
沖縄の風は、オリジナルバッグブランド「琉球帆布」の直営店+県内で活動するアーティストが手がけたグッズを扱うセレクトショップです。
国産の材料にこだわり、使うほどに味わいが増す琉球帆布は、八重瀬町にある自社工房で型取り・裁断・縫製から検品まで一貫して行っています。
バッグには「琉球帆布」の証である織りネームが縫い付けられていますが、これは沖縄県北部の藍染工房で、天然の琉球藍を使って染め抜いたもの。
丈夫で耐久性が高いだけでなく、ユニセックスなデザインで男女問わず使いやすい琉球帆布。店内にはベーシックトートからお散歩バッグ、舟形トート、ラウンドトート、ツートンショルダーなど様々な琉球帆布が並んでいるので、お気に入りを探してみてください。
■「沖縄のサンゴを守りたい」
風化したサンゴをバッグに
ここ数年、海水温の上昇などによってサンゴの白化現象が大きな問題となっていますが、沖縄の風は「私たちも製品づくりを通して何かできないか?」と「海のシルク」を使用した商品を企画しました。沖縄のファッションメーカーが開発した、風化したサンゴのミクロ粉末を練り込んだ生地「海のシルク」を使用したバッグには「危機的な状況にある沖縄のサンゴについて、少しでも多くの人に知ってもらいたい」という願いが込められています
肩がけタイプのクラフトマンバッグはベーシックな形状で使いやすく、大容量。内側にも外側にもたくさんのポケットが付いているので、機能性も抜群です。「バッグの中で小物が迷子になって困る」心配も、もうありません。
サンゴ繋がりでもうひとつ。
沖縄の海はサンゴの白化現象だけでなく、プラスチックゴミによる海洋汚染も深刻な問題となっています。そこで沖縄の風は「沖縄の海とサンゴを守るためにできる活動」として「美しい海とサンゴをまもるエコバッグ」の販売を開始しました。エコバッグを作る際に使用するのは、使用済みのペットボトルを再生したリサイクル素材。SDGsの目標項目や環境保全の観点から、この生地を採用したといいます。
使いやすさにこだわったエコバッグは、マチが広いのが特徴。お弁当箱が偏ることなく持ち運びができるだけでなく、見た目以上の収納量。また、折りたたまずクシャクシャっと丸めて簡単に収納できるのも魅力です。
美しい海とサンゴをまもるエコバッグのイラストは、イラストレーターのpokke104(池城由紀乃)さん、そして紅型作家のMorio(宮城守男)さんの作品がプリントされた2種類があり、どちらも人気です。
エコバッグの売上金額の3.5%がサンゴの保護・育成を目的としたサンゴ基金に寄付されるので「沖縄の海のために何か貢献したい」と思われている方は、ぜひ。
沖縄の風では、その他にも紅型作家の新垣優香さん、イラストレーターのMIREIさん、sawanicoさんとのコラボ商品も扱っています。代表の上原さんは「ただの沖縄土産で終わらせたくなかったんです。より沖縄らしいものを…という想いがあり、地元のアーティストに声をかけさせてもらいました」と、コラボレーションをすることになったキッカケを教えてくださいました。
沖縄らしさやオシャレだけでなく、SDGsへの取り組みにも積極的に取り組む沖縄の風。
「バッグを製作していく過程で小さくて使えない生地や革の切れ端が残ってしまうのですが、廃棄するものを少しでも減らしたい」と製作しはじめたのが「オフカットキーホルダー」です。今までは廃棄されていた切れ端も、こんなに可愛らしく生まれ変わりました。
「バッグを製作していく過程で小さくて使えない生地や革の切れ端が残ってしまうのですが、廃棄するものを少しでも減らしたい」と製作しはじめたのが「オフカットキーホルダー」です。今までは廃棄されていた切れ端も、こんなに可愛らしく生まれ変わりました。
社会問題をおしゃれに変えて販売する沖縄の風。沖縄旅行の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。