通貨切り替えドル→円
本土復帰に伴い、アメリカドルから日本円への通貨切り替えが行われました。換算レートの問題や便乗値上げなどさまざまな混乱を乗り越えながら、日本円での経済成長を迎えることとなりました。
OKINAWAから沖縄へ。
1972年5月15日に沖縄の施政権が日本に返還され、2022年で50周年を迎えることとなりました。
復帰前後で人々の暮らしはどう変わったのか、当時の写真や施設、スポットを通して50年の歴史を振り返ります。
本土復帰に伴い、アメリカドルから日本円への通貨切り替えが行われました。換算レートの問題や便乗値上げなどさまざまな混乱を乗り越えながら、日本円での経済成長を迎えることとなりました。
アメリカ統治時代の沖縄では、本土へ行くには特別パスポートが必要でした。逆に本土から沖縄に来る時には日本政府が発行する身分証明書が必要でした。50年経った今では、誰もが自由に行き来することができます。
沖縄の本土復帰6年後、1978年7月30日に行われたのが道路交通法の変更、通称ナナサンマルです。自動車の対面交通が右側から左側になり、全国から交通整理警察官も応援にかけつけたと言います。沖縄県庁の敷地内には当時の記憶が刻まれた「730の碑」があります。
国際電話は家庭の電話機からダイヤルで直通になりました。本土復帰前より電信電話事業を行っていた琉球電電公社は、国際電話の設備を増設。復帰直後の多忙に備えて本土からベテラン交換士が10人応援にやってきました。復帰後は、国内業務は日本電信電話公社、国際業務は国際電信電話株式会社が継承しました。