その土地ならではの食を楽しむのも旅の楽しみの一つ。ミネラル豊富な土壌で育てられた県産の島野菜には、暑い沖縄の夏を乗り切るパワーが秘められています。
沖縄で昔から「ぬちぐすい(命の薬)」として家庭料理で使われてきた島野菜や、南国を思わせるフルーツ、あぐーなどの県産ブランド肉、イラブチャーなどのカラフルな色の魚。沖縄の太陽(ティーダ)の恵みを浴びて育った県産食材を使った料理を味わいましょう。
代表的な島野菜
■ゴーヤー(苦瓜)
苦み成分のモモルデシンが食欲を促進。トマトの5倍と言われるビタミンCは加熱にも強く疲労回復に効果的。カリウムは、塩分を排出し血圧上昇やむくみ解消に効果的。
■ナーベーラー(糸瓜・へちま)、モーウイ(赤瓜、越瓜・エッカ)
カリウムやカルシウムなどのミネラル類やビタミンCが含まれ利尿作用があります。夏バテに効果的。
■シブイ(冬瓜・とうがん)
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が便秘解消に理想的なバランスで含まれています。
■青パパイヤ
パパインのたんぱく質分解酵素は肉類などの食べ過ぎによる胃もたれを防ぎます。たんぱく質以外にも脂質、糖質を含めた3大栄養素の全てを分解する酵素が含まれており、熟したパパイヤの約10倍の量の酵素が含まれています。