天后宮
てんこうぐう
遭難した冊封使の船団により贈られた菩薩堂
天后宮は久米島の真謝地区のフクギの木に囲まれた境内に1756年に建てられ、地元では「菩薩(ぼさつ)堂」と呼ばれています。
堂内の仏壇には中国の航海の女神である媽祖(まそ)を祀り、媽祖の両側には、悪神だったが媽祖によって改心したといわれる、従者の千里眼(せんりがん)と順風耳(じゅんぷうじ)の像も祀られています。
この建物は中国からの冊封使(さっぽうし)全魁(ぜんかい)の船団が久米島の真謝(まじゃ)港沖で遭難し、島民の救援によって無事に那覇に上陸できたことを感謝し、全魁が尚穆(しょう・ぼく)王を通じて建立しました。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2021.11.18
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住所
〒901-3104 沖縄県島尻郡久米島町真謝
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電話番号
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営業時間
自由拝観
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アクセス
■那覇空港から飛行機で約30分
久米島空港着
■久米島空港から車(一般道)で約25分
地図
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