ドイツ皇帝博愛記念碑
どいつこうていはくあいきねんひ
座礁難破したドイツ商船を救助した宮古島の人々の博愛精神を称え贈られた碑
ドイツ皇帝博愛記念碑は、ドイツ皇帝ウイルヘルムⅠ世の命によって、漲水港の近くの市街地に1876(明治9)年3月20日に建立、22日除幕式が挙行されました。
1873年、ドイツの商船ロベルトソン号が台風に遭い、宮古島宮国沖で座礁しました。その際、島人が船員を救助し、34日間にもわたって手厚くもてなしたうえ、無事ドイツへ帰国させました。
ウイルヘルムⅠ世は、この宮古の人々の救助活動を知って大変感激し、軍艦チクロープ号を宮古島に派遣して、漲水(現平良)港の見える丘の斜面に記念碑を建てさせました。
記念碑は、表の上段はドイツ語、下段と裏面は中国語で遭難や救助活動のことを明記しています。
施設情報
※料金や情報は、変更となる場合があります。 最新情報は、ご利用前に各施設にご確認下さい。
最終更新日:2021.11.19
-
住所
〒906-0012 沖縄県宮古島市平良字西里
-
ウェブサイト
-
アクセス
■宮古空港から車(一般道)で約15分
■平良港から車(一般道)で約3分
地図
施設ルートや、周辺観光情報を確認することができます。