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FEEL THE LUXURY IN OKINAWA 沖縄で世界旅 沖縄なら世界に出会える旅になる

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かつてはひとつの国だった。
受け継がれる伝統から、
琉球の心に触れる。

アジアの国々との交易が盛んだった時代。この島はかつて、ひとつの王国として栄えていました。国内外から影響を受けながらも琉球王国は独自の文化とアイデンティティを育み、今もその面影を残しています。

日本にいながらにして、食、芸能、工芸などあらゆるものに独自の背景と魅力を持つこの島を訪れる時、まさに一つの“異国”を旅しているように感じられるでしょう。

沖縄のルーツに出会う旅へ出かけてみませんか?

  • Ryukyu

地図

生きる知恵を伝統に。
健やかに生きるための食文化

“健康な体は毎日の食事から”。今では当たり前に知られていることをはるか昔より取り入れ、料理として育んできたのが琉球料理です。「琉球料理」は、アメリカ文化を受けて発展した「沖縄料理」とは少し違い、沖縄独自の材料や調理法を用い、歴史的に受け継がれてきた料理を指します。

医食同源の心を大切にし、薬草や素材の栄養を活かした調理法で作られたものが多い琉球料理。たとえば豚肉でも「鳴き声以外は全て食べる」と言われるほど、余すことなく調理します。この島で育まれた作物や動物すべてに敬意をはらい、その素材が持つすべての美味しさを余すところなく引き出すこと。

琉球の先人たちは、その思いを大切にし、身体と心に深く染みわたる「ぬちぐすい(命の薬)」を育んできたのです。

“おもてなし”の心から開花した、伝統芸能の妙

“おもてなし”の心から
開花した、伝統芸能の妙

琉球王朝時代に流れ込んできた異文化の波は、伝統芸能の世界にも大きな影響を与えています。琉球王国は中国や日本、東南アジアなどさまざまな国の影響を受けながら、独自の芸能を育んでいきました。

沖縄の伝統芸能には、中国から訪れる人々をもてなす歌や踊りとして振る舞われた「宮廷芸能」と、地域のお祭りで受け継がれた「民俗芸能」があります。厳かに繊細に紡がれる組踊や、魂を震わせるような音と演舞が響くエイサーなど、どれも見る者を引きつけるものばかり。沖縄民謡特有の音階を耳にすれば、まさに異国を体感する時を味わえます。

そして、受け継がれてきた美しい工芸品も、その色彩や造形に、他では見られない魅力や技巧を見ることができます。鮮やかな文様が描かれた紅型や、凛とした造形で厳かな存在感を放つ琉球漆器、温かな人間味を感じられるやちむん(焼き物)まで。この島には、大切に守り継がれてきた伝統の技が息づいています。

Pick UP

世界が認めた、この島の神秘と歴史

世界が認めた、
この島の神秘と歴史

この島に残る、人と自然の営み。それは壮大で奥深く、言葉では表せられないほど多くの魅力を秘めています。

この島が一つの王国だったことを物語る「琉球王国のグスク及び関連遺産群」。首里城跡をはじめとした5つの城跡と、斎場御嶽など4つの関連遺跡によって形成され、2000年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。その歴史が培った他に類を見ない世界遺産は、世界に誇る琉球の軌跡そのものです。

そして、そんな人々の営みを静かに見守り続けてきた沖縄の豊かな自然。この場所にしか生息しない固有種や、貴重な絶滅危惧種も多く存在する、複雑で奇跡的な生物多様性が認められ、2021年に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として世界自然遺産にも登録されました。

この島の自然や歴史に触れる時、人と自然が共存し、豊かに命を育んできた足あとを感じることができるでしょう。

Ryukyu

人との交流を大切にし、芸能を愛し、自然を慈しんできた琉球の人々。

これまで築き上げてきた文化や歴史、地が育んだ食物、そこで暮らす人々の心すべてが、この島の魅力となってあふれています。

異国の風を受け、ここにしかない魅力を放つ琉球・沖縄。人と自然がゆっくりと紡いできた、壮大な奇跡に出会える世界を旅してみませんか。

  • 琉球料理 美榮

    琉球料理 美榮

    琉球料理が紡ぐ、ヌチグスイ(命の薬)に舌鼓。

    県内でも数少ない本格的な琉球料理の専門店。1958年創業の歴史と伝統を受け継ぐ「美榮」では伝統的な琉球料理が基本です。

    下ごしらえに多大な手間と労力をかけ、先人たちの工夫や知恵がつまった昔ながらの食文化を今に伝えています。

    そうして丁寧に作られた沖縄古来の料理は“手間をかけた時間をいただくもの”なのかもしれません。

    一口ひと口すべてがヌチグスイ(命の藥)を感じさせる、心と体がよろこぶご馳走をお楽しみください。

  • 国立劇場おきなわ

    国立劇場おきなわ

    優美に舞う伝統の舞台が、琉球芸能の世界に誘う。

    沖縄の伝統芸能である『組踊』をはじめ、国の重要無形文化財『琉球舞踊』や三線音楽、民俗芸能などの舞台を鑑賞することができる「国立劇場おきなわ」。

    18世紀、中国からの使者を受け入れてきた琉球で、そのもてなしのために生み出されたのが『組踊』です。

    唱え(台詞)、音楽、踊りによって構成される沖縄独自の歌舞劇で、2010年にはユネスコの無形文化遺産に指定され、世界的にもその価値が高く評価されています。

    劇場では、沖縄の伝統芸能だけでなく、その伝統に影響を与えた本土・アジアの芸能など幅広く楽しめるのも魅力。

    演者の美しい所作はもちろん、きらびやかな衣装や演出を五感で体感し、沖縄の総合舞台芸術の真髄にふれてみませんか?

  • ゆいまーる沖縄

    ゆいまーる沖縄

    日常にひとつ、沖縄生まれの心よろこぶモノを。

    琉球・沖縄で生まれ育まれた工芸品や食品を中心に、日々の暮らしを少し楽しく豊かにしてくれる島の良いモノを発信。

    琉球ガラス、やちむん(陶器)、シーサー、琉球藍の染物、織物など、県内の職人や作家による手しごとの品々は、先人たちが紡いできた伝統を大切にしながらも、普段使いにちょうどいい暮らしに寄り添った作品が多く揃います。

    また沖縄県立芸術大学の学生がデザインしたコラボブランド「シマノネ(島の根)」は、沖縄の自然や風景、文化をモチーフに込めたクラフト雑貨が人気です。

    伝統の技を感じる本物だけでしか味わえない手仕事の温もりを、いつもの生活で身近に感じてみてはいかがでしょうか。

    ここにしかない出会いがきっと待っているはず。

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掲載日:
2021.12.03

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