12月の沖縄旅行、旬のおすすめ!
沖縄の自然が育んだ、滋味なる美味
沖縄にも冬めいた日々が続き、あたたかい料理が美味しく感じられるようになります。沖縄の自然が育んだ野菜や果物、海の幸もサマーシーズンとは異なった表情が並びます。育てる人と作る人のぬくもりが感じられる料理の数々に、癒しと元気をいただきましょう。
12月の旬の食材SEASONAL FOODSTUFF
- 島にんじん
- 一般的なにんじんより細長く、薄い黄色をした沖縄の在来種です。ゴボウのような見た目ながら、味はほのかな甘みがあり、柔らかな食感と独特のさわやかな香りが楽しめます。カロテンが豊富に含まれているので、昔から薬膳料理に用いられていました。今では創作料理や洋風料理にも用いられており、沖縄ならではの根菜として幅広い味わいを楽しめます。
- イラブチャー
- 公設市場の魚売り場でよく見かける青い姿の魚はブダイ科の仲間で、淡白で食べやすいとお刺身や酢味噌和え、煮物などで食されています。イラブチャーというと青い姿を思い浮かべますが、実は黒や赤、白などいろんな色をしたブダイがいます。また、イラブチャーの内臓は有毒性があるので、飲食店で調理したお料理を楽しむことをオススメします。
- スターフルーツ
- 東南アジア地方が原産地で、カットした断面が星の形に見えるのが名前の由来。ジューシーでほんのり甘く、リンゴのようなサクサクとした食感が特徴。デザートやサラダのデコレーションによく用いられています。皮にハリとツヤがあり、重みのあるものが良いとされ、買ってすぐ食べるなら黄色く熟したものを選びましょう。
12月の旬のグルメGOURMET
沖縄第一ホテルの朝食
沖縄の伝統食文化にこだわった朝食
1955年創業、2011年9月に国際通り近くに移転オープンした全5室の小さな老舗ホテル。ロビーには沖縄の染織物や焼物、ガラスといった様々な工芸品が飾られています。こちらでいただける朝食は、長寿食ともいわれる沖縄の伝統食文化にこだわった薬膳朝食で旬の島野菜や野草をふんだんに使用した20品目以上の料理がテーブルに並びます。朝食を目当てに訪れる人も少なくありません。
- 店舗名:
- 沖縄第一ホテル
- 住所:
- 那覇市牧志1-1-12
- TEL:
- 098-867-3116
うちなーだいにんぐ じなんぼう
ひと口でわかる、鮮度の良さ!食感がクセになる沖縄ならではの一品。
昔の沖縄の民家にタイムスリップしたかのようなアットホームな空間で、海の幸や山の幸を生かしたチャンプルーや揚げ物、刺身などが楽しめます。特に人気なのが「イラブチャーの刺身」で、これを目当てに来店する方も多いとのこと。臭みがなく、鮮度が良いものを仕入れるので、日によって青ブダイや赤ブダイなど異なる色合いのイラブチャーが味わえます。コリコリとした食感が特徴の皮と、淡白ながらプリッとした歯ごたえの白身は、柚子を絞っていただくのがおすすめです。テーブルや掘りごたつ、個室、カウンターなど座席の種類も豊富で、ご家族やグループ、カップルやおひとりさまでも楽しめます。
- 店舗名:
- うちなーだいにんぐ じなんぼう
- 住所:
- 沖縄県那覇市牧志2-7-24-B1F
- TEL:
- 098-868-6250