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糸満市で「具志川城跡」御城印の販売が開始されました!

掲載日:
2024.04.03

国の史跡に指定されている「具志川城跡」の「御城印」の販売が2024年3月20日から始まりました!

具志川城跡は、沖縄本島南端の喜屋武岬(きゃんみさき)の西海岸に突き出た断崖に築かれた城で、城門の東側以外三方が海に面しています。城壁は高さが5~10mあり、陸続きの東側の城門は切石積みで、さらに崖を沿って野面積みの石垣がめぐらされています。城内には地元で「ヒーフチミー」と呼ばれる海に通じる穴があります。
正確な居城年代は不明ですが、伝承によると、久米島具志川城の按司(あじ:領主的豪族)が久米島を追われて喜屋武に逃げ延び、この地に城を築いたのが具志川城跡だと言われています。

台紙には沖縄県平和祈念資料館などに届けられた千羽鶴(折り鶴)の再生紙を使用

御城印は、沖縄本島の南端、喜屋武岬の海岸断崖に立地する三方を海に囲まれたグスクが表現されています。

台紙は、平和を願い発信する糸満らしさとSDGSへの取り組みの一環として、ひめゆり平和祈念資料館・沖縄県平和祈念資料館などに届けられた千羽鶴(折り鶴)の再生紙を使用しています。

販売場所 | 道の駅いとまん 情報館

品  名:具志川城跡 御城印
販売場所:道の駅いとまん 情報館
販売価格:500円(税込)
発行枚数:1000枚(限定)
発行者 :一般社団法人糸満市観光協会
販  売:販売中(2024年3月20日より)

一般社団法人 糸満市観光協会

運営のHPでは加盟する会員を分かりやすく紹介しており、ガイドブックとしての役割も。

住所
糸満市西崎町4-20-4 道の駅いとまん情報館
TEL
098-840-3100

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シャボン玉石けん くくる糸満 でも具志川城跡を見ることができる!

糸満市観光文化交流拠点施設 シャボン玉石けん くくる糸満では、具志川城跡のジオラマやバーズアイ・ライド(具志川城跡の上空を鳥と一緒に飛んで見える風景動画)を見ることができます。こちらにも是非、お立ち寄りください。

シャボン玉石けん くくる糸満

糸満市観光文化交流拠点施設

住所
糸満市潮崎町1丁目1番2 (糸満市役所となり)
TEL
098-992-2500

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具志川城跡と一緒に見学したい糸満市内の歴史スポット

南山城跡

琉球史における三山時代に栄えた南山王の居城跡。12世紀後半に築かれ、14~15世紀に栄えたグスクであることがわかる。現在は城壁と遺構の一部を残すのみで、遺跡の大半は市立高嶺小学校の敷地内にある。
「沖縄の名木百選」に選ばれた城跡内のガジュマル群生も見どころ。

住所:糸満市大里1901

与座ガー(よざがー)

与座ガーは三山時代、墓を造ろうとして偶然発見されたといわれている水量豊富な井泉。与座の人々の重要な水源で、旧正月のワカミジ(若水)や産湯に使う水を汲むンブガー(産井泉)でもあった。
ウマチー(麦と稲に関する農耕儀礼)等にはカーミグイ(井泉巡り)と称して各門中が参拝している。

住所:糸満市字与座379

嘉手志川(かでしがー)

南山が滅んだのは、最後の王であった多魯毎(たるまい)が、中山王尚巴志の持つ金屏風を欲しがるあまり、この泉と交換したことがきっかけともいわれている。
現在も周辺の田畑を潤し、地元の人たちの納涼スポットとして訪れる人が絶えない。

住所:糸満市大里

山巓毛 (さんてぃんもー)

糸満市街を一望できる高台にあり、晴れた日には慶良間諸島まで見わたせる。かつては海上にいる船が現在の位置を測るための目印にもなっていた。糸満ハーレーの当日には、祭祀を司る関係者による神事が行われる場所があり、ハーレー舟の出発の旗もここで振り下ろされる。 また崖下には中山王尚巴志に滅ぼされた南山最後の王の多魯毎の墓がある。

住所:糸満市字糸満538

お城好き必見!沖縄で集められる「御城印」の紹介!

沖縄にはかつて琉球王国として、本土とは全く異なる歴史と文化が息づいていた時代がありました。
当時の統治者が築いたお城はグスクと呼ばれ、2000年には5つのグスクと4つのグスク関連遺産が「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録されています。

当時の歴史や文化に想いを馳せることができるグスク巡りのおともに「御城印」集めを楽しんでみませんか?