世界最大の旅行口コミサイト『トリップアドバイザー®』より発表された「口コミで人気!沖縄そばランキング2019」は、どれも納得の名店揃い。満足したからこその実感がこもった“おいしい口コミ”ランクイン店舗をご紹介します。
赤瓦の古民家と大きな青紫の日よけのれんが目印、行列必須の人気店。沖縄の親戚のおうちにお邪魔したような感覚とともに味わえる沖縄そばは、久米島でしか味わえないこだわりが盛り込まれています。看板メニューである『島味噌もやしそば』は、久米島でしか食べられない惣慶(そけい)もやしと島味噌を使った一品。瑞々しいもやしの食感を生かしながら、久米島の海洋深層水を練りこんだモチモチの太麺と久米島産の味噌のまろやかな甘みを堪能できるとあって、このメニューを目的に来店するお客様も多いとのこと。他にもピリ辛味がクセになる『ピリ辛味噌もやしそば』やだしの旨みを堪能できる『島そば』などがあります。飲食業の経験がないという店主がこのお店を始めたのは、地元・久米島で本当の沖縄そばを復活させたいという思いからで、近所のおじぃやおばぁに徹底的に聞き込み、試行錯誤を重ねて作り上げたそうです。久米島への思いと人々への感謝が込められた沖縄そばは、人々の食欲と心を満たすやさしさにあふれています。
麺:太麺 味:あっさり だし:カツオ・昆布・豚・鶏
緑で埋め尽くされた庭と赤瓦の古民家が印象的なお店では、オーナー自ら作成した器でこだわりの沖縄そばが楽しめます。三枚肉・てびち(豚足)・本ソーキと3種類の具材がのった、その名も『すーまぬめぇスペシャルそば』は人気メニューとして多くのお客様が注文します。洋食料理人の経験を持つオーナーの手によってじっくり煮込まれた具材は、それぞれの部位ならではの旨みが存分に引き出されています。カツオをベースに鶏や豚などの旨味を加えたスープは、具材と麺との相性を第一に作られており、バランスの良い上品な味わいとなっています。麺にもオーナーのこだわりが込められており、製麺所に粉の配合や形状、長さなどもオーダー。硬めの細麺で、一般的な沖縄そばより長くしたのは日本蕎麦を参照にしたとのこと。女性でも大サイズを平らげるほど食べ飽きないおいしさは、多くのリピーターを生み出しています。
麺:細麺・ストレート 味:あっさり だし:カツオ
本ランキングをはじめ、さまざまな沖縄そば人気ランキングの上位に入るほど有名な沖縄そば店。店内は、人気を証明するかのごとく常連客や観光客でにぎわい、最近では海外からの観光客も増えているとのこと。看板メニューであるソーキと三枚肉がのった『沖縄そば』は、それぞれ異なる旨味を楽しめる具材とほどよい食感の麺、風味豊かなスープを堪能できます。「浜屋と言えばソーキ」というほど人気の一品は、丁寧な下処理のあとに時間をかけて圧力鍋で煮込まれたもの。あっさりスープに深みを持たせる上質な肉の旨みと、口の中でとろける柔らかさは一度食べただけでやみつきになるほど。メニュー構成はシンプルながら、てびち(豚足)や中味(豚の内蔵)などのトッピングが充実しており、プラス料金でヨモギ麺かイカスミ麺か選ぶこともできるので自分好みにカスタマイズもできます。来店の思い出に、持ち帰り用の沖縄そばセットを購入することもできます。
麺:平麺・太麺・ちぢれ麺 味:あっさり だし:豚骨
南部エリアで沖縄そばを食べるならここ!という声が多い、行列ができる有名店。とろとろに煮込まれたてびち(豚足)がのった、店名と同じ名前の『南部そば』は看板メニューとして根強い人気を誇ります。店主自ら認めた素材を丁寧に下処理した後、秘伝のタレで煮込んだてびちは、箸でつかんだだけで骨が取れるほどのやわらさと豚の脂身の上品な甘さを堪能できます。麺とスープにもこだわりがあり、特徴の異なる小麦粉をブレンドした自家製手もみ生麺は、手打ち後に冷凍保存することでツルッとしたのどごしとコシのある食感を生み出します。スープには豚や鶏ガラ、複数種の鰹節と昆布を使っており、店主が試行錯誤しながら作り上げたもの。さっぱりとした後味ながらも様々な素材の旨味から出る深みが感じられます。人気のセットメニューは、ごま油の香りが食欲すすむジューシーか昔ながらの沖縄ぜんざいから選べ、小鉢の八重瀬産もずくはタレも自家製というこだわり。細部にいたるまで妥協しないのは「自分がおいしいと思わないとお客様に出さない」という沖縄そばに対する真摯な姿勢から。活気にあふれた店内と笑顔で帰るお客様が南部そばの人気を評しています。
麺:平麺 味:あっさり だし:豚・鶏・鰹節・昆布